モデルの洗練された体型は
太る痩せるの問題ではありません。
仮にそうであれば痩せればみんなモデルになってしまいます。
モデルはモデルにしかない3つの特徴があります。
●骨盤が地面に対して真っ直ぐ(垂直に立っている)
→力学的にも立つ、歩く動作で脚への負担がかからず
脚に不要な筋肉、脂肪が付きづらくなっています。
反対に下半身で悩む女性の90%は
骨盤が前後に傾くシルエットをしています。
「骨盤前傾」
- 日常生活でも太ももがパンパンになる
- ヒップにボリュームが出る
- 足首は細いが、シシャモのように
ふくらはぎの筋肉が盛り上がる - お腹がオットセイのように出る
「骨盤後傾」
- 膝上にお肉が付きやすくなる
- ヒップがペタンコで太もも後ろとの境がない
- 足首にメリハリがない
- 食べなくても下腹が常に出ている
骨盤の前後の傾きがあるままでは
10キロ痩せても下半身の悩みは解消されません。
骨盤が地面に対して真っ直ぐなシルエットを作ることで
痩せた後に残るシルエット上不要な筋肉を減らしていき、
モデルのような棒脚を作ります。
●足首の角度を鋭角にする
→体型の中で一番に痩せにくいと言われるのはふくらはぎです。
ふくらはぎが太くなる原因としては下記です。
- 脂肪が付いて太くなる
- 筋肉がついて太くなる
- 両方で太くなる
1の場合は単純なダイエットで比較的簡単に対応できます。
実は最も多いのは
2と3の筋肉で太くなっているケースです。
この場合はいくら基礎代謝を増やしても、
脂肪が減っても太いままなのです。
ふくらはぎを直接動かすエクササイズをしてしまえば
さらに太くなることは容易に想像できます。
ふくらはぎの筋肉を減らすには?
筋生理学の性質「使わなければ退化していく」特徴を
フルに使っていくことです。
しかし、現実的にも立つ、歩くだけで
ふくらはぎは使われてしまいます。
このことがふくらはぎ痩せが難しいと言われる理由でしょう。
結論、ふくらはぎを使わない
立ち方、歩き方に変えてあげることです。
- 重心位置を踵よりにずらし、地面を蹴らないようにする
- 腕の振り方による連動でふくらはぎの負担を減らす
などの方法がベストです。
「意識して~」というレベルではなく身体構造上
無意識で使われなくすることで
ふくらはぎ痩せは可能になります。
●首が地面に対して真っ直ぐ立っている
肩幅が広い、なで肩。
どちらも首が短く見え顔のサイズを大きくしています。
小顔の印象を作るには
肩周りの筋肉を限りなく減らす
必要があります。
女性は元々、肩幅が狭く、少し重いものを持つと
肩周りの筋肉が発達しやすくなります。
ダイエットできつい筋トレをしてムキムキになった…
という悩みが絶えない理由と言えます。
首の位置を調整することで肩周りにかかる負担を減らし
スッと伸びた首を作ることで、
実質的な小顔、華奢な印象を作っていきます。
このコラムの執筆専門家
- 佐久間 健一
- (東京都 / ボディメイクトレーナー)
- ボディメイクスタジオCharmBody 代表
モデルボディメイク
2016ミスユニバースジャパン日本代表公式コーチ2016ミスユニバースジャパン日本大会BC講師。元ミスワールド日本代表ボディメイクトレーナー2016ミスインターナショナル世界大会公式パートナー
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