日本人７名がカイロプラクティック学科より博士号取得！

日本人７名がカイロプラクティック学科より博士号取得！ 

２０１５年８月２１日、大韓民国忠清南道瑞山市にある韓瑞大学校（ハンソだいがっ こう、英称:Hanseo University）において、学位授与式が行われた。 同大学は、多くの学部学科を有する韓国の総合大学であり、カイロプラクティック学 科はアジアで初めて大洋州カイロプラクティック教育審議会（ＣＣＥＡ）による 単独アクレディテーションを取得している大学だ。 

健康増進大学院の校舎ビルには、プレゼンテーション設備が完備された講 義室に加え、１５０人規模のテクニックルーム、レントゲン装置やCTの設備など有し ているため、とても質の高い最先端の教育が提供されている。ソサン市中心部には大 学が所有する７階建てのビルがあり、その中にカイロプラクティック外来クリニック がある。１０室以上の施術室（アジャストルーム）があり、同大学の学生たちには実 際の臨床に近くで触れることができる貴重な機会が提供されている。 

同大学の専門大学院では、博士前期課程（修士課程）と博士後期課程（博士課程）が 提供されている。 今回、健康科学大学院カイロプラクティック学科より、私を含めて日本人７名が「博 士（健康科学）」の博士号を授与された。 
私自身、大学院に入って早くも5年。 実を言えば3年前、修士号取得で終わっても良かったと思うが、物事をとことん突き 詰めていくのが根っから好きなのだろう。 

健康科学、英語でいえばヘルスサイエンス（Healthscience）になるのだが、日本で はまだ聞き慣れない。 国内で言えば多くの医師が持っている博士号のパブリックヘルスに近いだろうか。 いわゆる「医学博士」ならぬ「健康博士」とでもいうべきか。　病気の専門家が医師 ならば、私たちは健康の専門家だ。 

今まで日本国内のWHO基準カイロプラクターで、博士号を持っているのはわずか３名 だったと記憶している。 今回７名増えて、１０名になったことは、業界を大きく前進させるだろう。 

WHO基準を満たさずに勝手にカイロプラクターを名乗る自称者も多い玉石混交の業界 は、早々と再編成されていくべきであるし、国はしっかりと法整備をしていくべきで ある。 

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