- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
先日NLPというものを体験してきました。
NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略です。
簡単にいうと、こんな感じです。
・人間は人生で経験や体験によって、情報をプログラミングしている
・そのプログラムによって人間は様々なアウトプットや経験をしている
これを理解することで、人間がよりよく生きる手手伝いをするということと私は理解しました。
その体験講座の中で、何点かおもし良い話があったので、本日はその紹介をさせておいただきたいと思います。
ビリーフ(信念)
そこではこのことについて学びました。
皆さん「信念」と聞くとどんなイメージを持ちますか?
信念と聞くと、何か軸を持っていて、とてもいいことなのでは?と思いませんか?
私も最初に聞いたときには、そう思いました。
実はそれは、時と場合によるそうです。
「信念」は「本人の思い込み」と言い換えることもできるそうです。
こういいかえると、必ずしもいいことではないということが、イメージがつくのではないでしょうか?
ではその「信念」=「思いこみ」に関しては、どのように形作られるのでしょうか?
原因 ⇒ 結果 ⇒ 価値観 の順で形作られる「信念」
そこではこう学びました。
例えばの例です。
人前で話すのが苦手だという価値観(信念=思い込み)がどう形作られるのか考えてみましょう。
1.原因:人前で話す、発表する
2.結果:変な事を話してしまい、皆に笑われて、恥をかいた
3.価値観:私は人前で話すのが苦手だ
このように「信念」=「思いこみ」が形作られるようです。
何がいいたいかというと、人の価値観であったり判断は、生まれつきの先天的なものでなく、後天的にさまざまな経験をすることで形作られるということです。
ちなみに、先天的に遺伝で決まっていることは30%程度で、70%はそのように形作られるようです。
一度ついてしまった良くない価値観は、経験により上書きできるということもいえるそうです。
確かにそれは思い当たります。
例えば私も、人前で意見すること、これが非常に苦手でした。
何故かというと意見を言って、即座に否定されてしまった経験があったからです。
いまでは人前でも意見をいうことはさほど苦手ではありません。
それは、私にアドバイスしてくれているコーチから「アウトプットしないと、自分も周りも変わりませんよ」という一言がきっかけでした。
アウトプットするという経験を通じて、「今後に生かされる意見を周りの人から頂ける」という良い経験をしたからです。
そこから周りに積極的に意見をアウトプットすることで、ずいぶん自分自身も成長できていると思います。
苦手だと思っていることも、意図的に経験を変えることで、苦手という価値観を変えることができるんですね。
これが「思い込みを捨てる」ということだと思います。
思い込みを捨てるためのロジックを学べた良い機会でした。
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