- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
今週から来週にかけて、夏休みを取られる方たちも多い時期となりました。
北京オリンピックも開幕となり、暑くて“熱い”夏となりそうですね。
さて、7日、政府は日本の景気が後退局面に入ったことを発表しました。
言葉としては、「弱含んでいる」と、あいまいな表現ですが、2002年2月から始まった戦後最長の景気回復もいよいよ名実ともに終了となったようです。
それにしても、「景気回復局面」と言われて久しいですが、国民にはほとんど“実感”のない期間ではなかったかと思います。
「低空飛行」の成長率もそうですが、所得水準が上がらない状況の中では、“実感”が伴わないのは致し方ないと言えるでしょう。
しかしながら、かといって、アメリカのように急激に景気後退がやってくるかというと、そうでもなさそうです。
物価上昇がじわじわと来ていますが、欧米諸国と比べれば、まだまだ消費者物価上昇率は、高いとは言えません。
日本の場合、こちらも“じわじわ”と景気後退の“実感”を感じることとなりそうです。
政府のコメントでは、「世界経済の回復に伴い、日本の景気も上向く」としていますが、何と“他人任せ”な見通しなのでしょう(がっかりですね〜)!
“意思”を感じることができません。
これでは、外国や国内外の企業に対しても、そして国民に対してもメッセージが届くわけがありません。
多くのエコノミストや経済評論家が、今後の様々な予測を立てていますが、私見では、この局面はかなり長引くことになるとみています。
“意思”を感じることができない状態では、“日本の方向性”が全く見えてこないからです。
この点は、本来政治の問題だと思いますが、残念ながら、今の政治は全く機能していない状況です。
そして、国民サイドも、「政府や官」に対して、「きちんとやってもらいたい」と言っているだけでは、何も変わらないと思います(今まで、変わらなかったように・・・)。
重要なのは、このような状況の中、自分自身がどう動くかをきちんと“決める”ことです。
そして、“行動”することだと思います。
北京オリンピックの選手たちも、4年をかけて準備をしてきました(もっと長い選手もいることでしょう)。
さて、皆さんは、これからどんな準備を始められますか?
それによって、間違いなく4年後、そして10年後が変わっていくことになります。
オリンピックで“感動”した後に、ちょっと時間を作ってみてはいかがでしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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