こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
人は痛くてたまらないとき、その痛みをケアすることよりも、手っ取り早く痛みを感じなくすることを選んでしまいがちです。
素早く痛みを感じなくするために必要なのは、刺激が強いものです。
例えば虫歯が痛くてしょうがないときに、歯の穴に下痢止めを詰めるでしょう?
そうです、あの独特のにおいを放つ、お腹のお守りです。
あれを詰めると口中の感覚が麻痺して、一時的に虫歯の痛みを感じなくなるんですよね。
さて。
再婚に関するお悩みをお聴きしていて、ある共通点に気づきました。
それは、まだ離婚の痛みが癒えないうちに出会った男性とは、再婚を急がない方がいいということ。
離婚は、心にたいへん大きなダメージを負います。
ボコっと大きな穴があきます。
それは想像以上の痛みですから、そのままにしておくのは非常に辛いんです。
ですから手っ取り早く痛みを感じなくする何かが必要です。
心の穴につめるのは、刺激的な男性との恋愛です。
心が痛いときには、刺激的なのが魅力的に感じてしまいます。
「この人と出会うために、私は離婚する必要があったんだ」
と思い込んでしまうこともあるかもしれません。
でも、何しろ相手は刺激的な男性ですから、そばにいると傷つくことも多いです。
「どうせ私はこんな男としか縁がないんだ~」
と自分の男運の悪さを呪いたくなることもあるでしょう。
でも、別に男運が悪いわけじゃないんです。
ただ、傷ついているときには、自分が幸せになれるような相手を選ぶことが難しいだけなんです。
離婚の痛みを忘れさせてくれるような出会いがあるのはとても素敵なことです。
ですが、その出会いが心の傷に塩、いやいや塩じゃ生ぬるい。
心の傷にトウバンジャンを擦り込むような結果を招くかもしれません。
心の傷をごまかしたり、離婚を正当化するために彼を運命の人だと思いたいのか?
それとも本当に彼のことが好きなのか?
それを見極められるようになるまでは、急いで再婚しない方が無難です。
まずはじっくり時間をかけて、心の痛みをケアしましょうね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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