こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
男性と女性には、実にさまざまな性差があります。
同じ「人間」でありながら、こうも違うものなのかと、驚かされるばかりです。
離婚や失恋などの辛い別れを経験したときの対処の仕方にも性差はあります。
例えば・・・
離婚後のケアのためにカウンセリングをお受けくださっている方から、こんなことを訊かれることがあります。
「別れた夫は、もうお付き合いしている人がいるみたいなんです。
まだ離婚したばかりだというのに・・・
私はとても誰かと付き合う気にはなれないのです。
あの人はそういうことが出来るくらい私のことがどうでもよかったってことですかね?」
↑
これも実は、性差によるものなんです。
どういうことか説明していきますね(^^♪
多くの場合、男性は別れを経験したらすぐに次の女性を探す傾向にあります。
前のパートナーに未練があったり、失った悲しみが強いほど、急いで次の相手を探します。
合コン三昧で遊びまくっているように見えるかもしれませんが、本人は至ってマジメ。
過去をふっきって、前に進むために真剣に行動しているんです。
でも、前のパートナーとの別れで負った傷を充分にケアしていないと、せっかく見つけた次の相手に対して思いやりの気もちを持てません。
心の痛みを忘れるために必要な相手であって、愛を育むための相手じゃないからです。
なので、離婚してすぐに出会った相手とは、上手くいかないことが多いです。
相手のことを大事にできなくて、傷つけてしまうんですね。
一方女性は、恋愛を避けることが多いようです。
もうこれ以上、同じ傷を負いたくないんですね。
「男なんて信用しない。愛なんていらない。ひとりで生きていける」
と過度に自立してしまって、異性を寄せ付けなくなってしまうんです。
もし誰かが好意を抱いてくれても、癒されないままの別れの辛さが鮮明に蘇ってきてしまうので、怖くてその好意を受け取れなくなってしまいます。
一度貝に当たると、もう二度と貝なんて食べたくなくなるでしょう?
しばらくは、見るのだけでもイヤでしょう?
あんな感じです。
辛い別れを経験すると、男性も女性も、心の痛みがあることをごまかそうとします。
ここまでは一緒。
ただ、そのごまかし方に性差があらわれるんです。
男性は、別の相手を探すことで、痛みを忘れようとします。
女性は、男性を寄せ付けないことで、自分の痛みを隠したままにしようとしたり、傷を増やすリスクを排除しようとするんです。
じゃあ、辛い別れを経験した人は、幸せになれないのか?
ってことが気になりますよね。
大丈夫。そんなことはありませんよ。
ただし、前のパートナーとの別れをしっかり嘆き悲しむという作業が必要です。
それはとても辛いことですから、自分でも気づかないうちに逃げてしまうことが多いです。
ひとりで頑張る必要はありません。
誰かに話す。それだけでいいんです。
身内や知り合いには話しにくいなぁというときには、カウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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