敷金について
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皆様こんにちは。
アライバルの柳です。
今回のコラムは敷金について書きたいと思います。
賃貸マンションを借りるときに、敷金を貸主に預ける物件が多いですが、
敷金とはどの様なお金なのかを解説したいと思います。
敷金とは、賃貸借契約を締結する際に、賃貸借契約期間中の賃料等の退納等に
備えた担保のための預かり金です。
担保のための預かり金ですので、契約期間中に退納等が無ければ原則全額が返還されます。
賃料等の滞納が契約期間中にあれば、解約時に退納金額を差し引いて、
残額を返金することになります。
契約期間中に賃料等の退納や遅延があっても、契約期間中は不払い金に充当は出来ません。
都心の賃貸マンションを借りる場合、実務上では退納等の不払い金が無かった場合
でも、クリーニング費用を敷金から差し引いて返金する物件が大半です。
※退去時の原状回復費用(クリーニング費用)は原則貸主負担で、借主の故意・過失
による損耗は借主の負担ですが、多くの賃貸マンションは特約でクリーニング費用が
借主負担の物件が多いです。
(クリーニング費用は1㎡あたり1,000円から1,200円位が相場です。)
都心の高級賃貸マンションの敷金は、月額賃料の2ヶ月分相当額の物件が多く、
30万円以上の高額のマンションの場合は、月額賃料の3~4ヶ月分相当額の物件もあります。
その他、連帯保証人の変わりになってくれる保証会社を利用する場合は、
1ヶ月減額をしてくれる物件もあります(中には敷金0になる物件もあります。)。
余談ですが、上記のように保証会社を利用する場合、敷金が減額され、
一見初期費用が安くなるような錯覚に陥る方も多いと思いますが、
保証会社を利用する場合は保証会社への保証委託料が賃料等の40%~100%かかります。
保証会社への保証委託料は返金されるものではありません。
保証能力のある連帯保証人がご用意可能な方には、連帯保証人を立てる事をオススメしています。
ペットを飼育したり、住居兼事務所(SOHO)利用の場合は1ヶ月積み増す物件が多いです。
1ヶ月積み増す理由としては、ペットを飼育した場合は、ペットによる汚れや臭気によって、
借主負担となる原状回復費用が多くかかる可能性が高く、
住居兼事務所(SOHO)の場合も同様に原状回復費用が通常よりも多くかかる場合が多いので、
原状回復費用を予めしっかり担保するために積み増す場合が多いです。
アライバルでは新宿・中野・渋谷エリアを中心に高級賃貸マンションを数多く取り扱っておりますので
お気軽にお問合わせください。
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