すべての催眠は、自己催眠です。
ステージショーで、アヒルのまねをする人が、ボランティアでステージにあがっているのは、みなさんもご存知の通りです。
人には、防衛本能があるので、他者が、意図的に他人を操ることはできません。
末端に向かう脳細胞繊維は、高度の脳へ向かう脳細胞繊維の10倍あります。
知覚器官を通して収集された情報は、 ボトムアップで、脳の感覚領域に保存され、そこから、解釈を行う高度の脳の領域に向かい、高度の脳の領域で、過去の体験を元に意味付けされた情報が、ボトムダウンで、末端器官に伝達されます。
頭の中で、情報が色づけされるということです。
なんの効き目もないプラシーボが、効き目のある薬と同じ効果を発揮することがあるように、新しい情報が脳に定着すると、それが、新しい現実となって、体験されるようになります。
犬は忠実で、かわいい。その情報を犬と散歩する心地よさとともに何度も繰り返しイマジネーションの中で疑似体験していると、大脳辺縁系にその情報が定着し、犬は、噛みつくから怖いというかつての情報回路は使わなくなるので、だんだんと細くなって、犬を見ても、いきなり、足がすくむということがなくなります。
催眠の理論をもとに作成されたストレスに強くなる音源の詳細は、こちらをご覧ください。
ビジネスパーソンのためのスキル開発とメンタルサポートは、こちらをご覧ください。
このコラムに類似したコラム
こころとからだの関係2 かやしま しんご - 心理カウンセラー(2019/02/07 04:30)
ストレスマネージメント 渡辺 昧比 - ヨガインストラクター(2015/10/07 15:03)
心の健康を作るのは 大田 亜侑 - マインドブロックバスターインストラクター(2015/05/03 22:01)
心身に害をもたらす考え方の癖を修正する方法を学ぶ。 鶴田 育子 - 心理カウンセラー(2013/05/08 11:53)
ストレスマネジメント講座:関連づけのしくみ 鶴田 育子 - 心理カウンセラー(2013/01/30 02:26)