対象:お金と資産の運用
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外債、外国株、日本株のファンドに分散し、月々、積立て投資を始めて1年ほど経過した者です。運用期間は25年以上を考えています。(30代男性)
ただ、強いリスクに晒さない「安全資産」としての運用先が決められず、市中銀行かネット銀行の定期預金に頼っているのが現状です(資産総額はペイオフ以下です)。
利付国債、個人向け国債、国債ファンド、円MMF、MRF、ネット定期・・・等々、どれが有利なのか良く分からず、決めかねています。
国債ファンドは低利に関わらず手数料が取られるので損な気もしますし、長期間、MMFやMRFに預けるならば、直接国債を購入した方が良い気もするので、個人向け国債と利付国債を比べて、より金利の良い利付国債にするべきなのか?
ただし、利付国債は金利が固定されてしまうので、個人変動10年が良いのか・・・、変動利付国債はプロ仕様で意味が良く分からないし・・・。
だったら、数年おきに、有利なネット定期や2年利付国債などの間で預け変えを続けた方が良いのか?(手間を掛けるのは嫌いではないので)
と、解釈が合っているのか間違っているのかすら分からないままです・・・。
安全資産と言えど、余剰資金で運用しているポートフォリオの一部なので、運用期間中に中途換金するつもりは一切ありません。
このような自分に相応しい、安全資産としての預け先をアドバイス頂けないでしょうか?
どうか、よろしくお願いいたします。
NAKOさん ( 長野県 / 男性 / 34歳 )
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安全資産の運用について
NAKO様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、安全資産をポートフォリオに組み入れるという考え方は、個人的には、わるくないと思います。
具体的に選択する金融商品は、利便性を考え、定期預金か、円MMF、MRFが、よろしいのではないでしょうか。
ちなみに、金利がすぐに上昇すると思う場合は、短期の金融商品で運用し、しばらく金利は上がらないと思う場合は、長期の金融商品で運用するのが、セオリーです。
例えば、5年ものの定期預金であれば、若干金利は高めになりますが、すぐに金利が上昇した場合に、後悔するかもしれません。
円MMF、MRFは、普通預金の代わりに利用します。
証券口座に資金を入れておけば、イザという時に、すぐに動かせますし、利回りも普通預金よりは、若干上回るはずです。
金利水準は、どれを選んでも、どんぐりの背比べ状態ですから、利便性と流動性の高さで、選ばれるのがよろしいかと思います。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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まず情報を得られてはいかがですか。
はじめまして、NAKOさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
25年の運用期間や毎月積立をされると言う事で、ある程度リスク回避は出来ていると思います。
またリスク商品と言われる商品などを組入れて分散投資をされる事でもリスクは回避できることもあります。
私が勧めるのでしたら、株式投資信託や債券型投資信託などを取り入れた運用になります。
また安全商品として考えられる商品より、保険商品で運用する事も考えられますね。
投資のリスクと言うのは、マイナスになることばかりを言っている訳ではなく、期待利回りに対してのブレの事です。
投資ではある程度期待した運用利回りで運用したいのですが、時にはマイナスになったりプラスになったりしながら運用されていきます。
このブレの事をリスクと言っています。
最近では証券会社やFP会社などいろんな所で資産運用や投資についてのセミナーが行なわれていると思います。
投資に関しての情報をもっと収集されてみてはいかがですか。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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安全資産のお勧めと分散投資でのリスクコントロール
NAKO 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
長期投資のセオリーは分散投資とリバランスに有ります。
安全資産の意味することが、元本割れが無いとの意味であれば、定期預金が国債をお勧めします。
手間がかかることをいとわなければ、ネットバンクの定期預金6ヶ月か1年ものの預け換えが利回りを上げるのには効率的です。
手間がかからないのは、個人国債10年変動をお勧めします。(変動金利ですので、0.8%引かれるのは痛いのですが市中金利に連動します)
全体のリスクを下げるための、安全資産という意味であれば、投資金額の配分を変更することでリスクが下げられます。現在の投資対象で、毎月均等に積立を行った場合には、期待リターンは5.2%で、リスクが11.4%と算出されますが、ここに国内債券を加えた4資産均等に配分すると、期待リターンが4.3%に下がりますが、リスクも8.7%になります。また、よりリスクを下げる場合には国内債券の比率を上げることでコントロールが出来ます。国内債券単独のリスクは5.0%です。
また、定期預金(ネットバンクが有利です)を加えた5資産に均等であれば、期待リターンは3.5%に下がりますが、よりリスクは下がり8.0%と算定されます。
なお、ご存知の通り、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。従いまして国内債券を対象とするインデックスファンドの購入をお勧めします。
参考のため、
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
ファイナンシャルプランナー
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長期運用でしたら、今国内債券はなくてもいいのでは?
NAKOさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
余剰資金で運用しているポートフォリオの一部ということですので、あえて今国内債券を入れなくてもいいように思います。
家計全体のポートフォリオという意味では、預貯金などを保有されていますよね。
預貯金は国内債券に属します。
家計全体からみると十分に国内債券は入っているのではないでしょうか?
・5年以内に使うものは預貯金で
・5〜10年内に使うものは安定運用で国内債券や公社債など
・10年以上先のものは分散投資で
現在運用されている海外債券や株式を先進国と、新興国に分けてみてはいかがでしょう?
その債券の配分や先進国の配分を増やすとリクスが逓減されます。
毎月1万円とかで同じ配分でしたら、ときどきリバランスするとか、積立金額を変更することで自分の希望する配分を作っていくことが可能です。
目標とする配分をまず決めますが、今はその中に国内債券はいれなくてもいいように思います。
もちろん、どの程度の目標リターンを設定されているかによっても異なりますが。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
(現在のポイント:-pt)
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