対象:投資相談
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ご質問の件についてお答えします。
たかぴーさんへ
おはようございます。
ご質問の件ですが、分配金が今後も変わらない、さらに元本が変わらないとしたらそのとおりになります。
実際のところは、
分配金が再投資できる状態であればもっと早く元本が回復することもあります。分配金が分配金を生むといった複利効果が期待できるからです。
分配金で払い出される場合、確実に現金が手元に入りますのでその分はリスクから切り離されます。分配金が一定であれば、投資する人によってはその方がよい場合もあります。
もっと元本を早く回復させたいと思う場合は、お話になっている投資信託が気に入っているのであれば追加投資します。その時は、お金が本当に長期運用に向いているかどうかもご確認ください。
上津原マネークリニック
上津原拝
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
中身で考えましょう
たかぴー様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、1万口あたりの分配金が、毎月80円で、基準価額が、仮に6600円とすると、年率14.5%くらいで回っていることになります。
考え方は、投資信託の中身の資産が、それだけの収益を今後も生み続けられるかどうかです。
確かに、J-REITは、価格が下がった分、利回りが跳ね上がりましたが、利息や配当金だけで、年率14.5%を維持するのは、信託報酬等もありますので、現実的には、難しいと思われます。
したがって、4年強で損失が取り戻せるとしたら、価格変動の部分でプラスになるかどうかです。
もし中身の資産の価格変動で、プラスになっていなければ、毎月の分配金には、投資信託の内部に留保された資金からの取り崩しも含まれていることになり、その分、基準価額も、下がります。
投資信託の分配金は、預貯金の利息や家賃収入のようなものとは、少しイメージが異なりますので、ご注意ください。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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計算上は良いのですが・・・
はじめまして、たかぴーさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
単純に言えば、言われている通りになります。
今出ている分配金は、特別分配金となっていますので課税されていません。
ただこれは基準価額と分配金が変わらない場合と言う事ですね。しかし基準価額が下がった場合でも出ている分配金を再投資をする事で購入単価が下がりますので、もっと期間は短くなります。
毎月の分配金が目的なのであれば、こういった商品で良いのですが、資産を増やしたいと思われるのでしたら毎月分配型ではなく、分配金の少ないファンドで再投資されるものが良いです。
また投資は分散が基本と言われていて、多くの方がバランス型商品を購入されていますが、銘柄の分散もリスク回避の1つです。
もう一度、投資信託を購入された目的を再確認されてみてはいかがでしょう。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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ファンドの推移変化について
たかぴー 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ご試算された損失の取り戻しは、現状の継続を前提とされていますが、下記のような変動要因がありますので、一応の目処と為されては如何でしょう。
4年より早く戻る・より以上に期間が掛かる・償還される、という3通りの見通しになります。
分配金は利子収入とは異なり運用成績により、金額が変化します。
現在多くのファンドで分配金の見直しが相次いでいます。
要因は
・ファンドの保有している株式の配当金が減少しています。
・債券の利回りの低下(利子収入の減少)
・不動産収入の減少(リートは収益の90%以上を配当に回しますので、分配金が減少します)
これらの影響から、分配金として支払う原資が減少し、また、現時点での含み益の払出しをすると、基準価格が低下することにより、分配金の支払を減少させているファンドがあります。
基準価格は、ファンドの保有資産の価格の上昇・下落により、家庭の前提が崩れます。変化しますので、原資産の価格が上昇することで基準価格回復の可能性もあります。
償還は
今後も景気後退が長引き、ファンドの運用成績が回復せず、運用資産額が減少した際に、運用会社がファンドの継続・償還を判断して決定します。
以上3通りの推移がありますので、
ファンドが毎月発表する運用レポートには継続的に注視なさるようお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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