対象:ペットの医療・健康
猫が長期入院をすることになり一ヶ月が経ちました。後ろ足かかと部分にジョクソウが出来はじめて2週間程になると思います。カサブタができたりしてますが、ご飯時にエリザベスカラーを外してもらった隙に、自分で舐めては出血させてしまっています。日によって酷くなったり、少し良くなったりしていますが、まだこの先、1〜2ヶ月入院する可能性が高いので、酷くならないか心配です。ステンレス製のケージにトイレシートが引かれていて、硬いのが可哀相なのでバスタオルをひいてもらっています。病院の先生は、もちろん気にして下さっていて、様子を見ながら薬を塗ると言ってくださってますが、こんなことをすると酷くならない、または良くなるという事がありましたら、アドバイス頂けると大変助かります。宜しくお願い申し上げます。
JJhachiさん ( 東京都 / 女性 / 44歳 )
回答:2件
床ずれ
健康な猫でもあまり動かなくなると、踵の部分の毛がなくなってしまいます。また病気でじっとうずくまっていますと、その部分が楕円形に皮膚が脱落して、床ずれになります。こうなると老猫の場合など、とても直りが悪くて、困ってしまいます。元の病気が回復して、元通り動けるようになれば、舐めない限り自然に治癒するものですが、舐めると治りません。当院ではいくつものクッション材や特殊な包帯を用意して対処していますが、皮膚移植を行ったこともあります。舐めることを阻止すること、その部分の血行をよくするためにレーザー治療などを行うこと、バンデージの工夫をすることが大事です。
評価・お礼
JJhachiさん
お忙しい中、アドバイス頂きまして誠にありがとうございました。舐めてしまう可能性が高いので対処して頂けるよう相談してみます。
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RE:ジョクソウ
褥瘡は、特定の部位の皮膚に圧迫がかかることにより、その部位の皮膚の血行障害が起こることで発症します。根本的な原因としては、起立不能状態や長期間のステンレスのケージ内での入院などが挙げられます。一度発症すると治癒までには長期の経過を取ることが多いので、予防が最も重要です。
基本的に予防、治療法は、褥瘡部位の圧迫をなるべく避けることが一番になります。具体的には低反発マットの使用、リング状のクッションを褥瘡部位の周りに巻くなど色々な方法があります。圧迫による血行障害が原因ですのでケージの床材は出来る限り軟らかくしてあげると良いと思われます。また、起立不能状態で引き起こされたものであれば、起立可能になることで治癒することもあります。褥瘡は、進行性のものであれば早急に対策を取らないと、一気に周囲の皮膚に広がる場合もあるので注意が必要です。
さて、現在の褥瘡の部位は後ろ足のかかとということですが、その部位をよく下にしたり、起立が難しいなどの症状が現在みられているのでしょうか?そうでない場合は褥瘡以外の皮膚の疾患や、腫瘍の可能性もあるかと思われますので、かかりつけの先生とよくご相談されて下さい。
評価・お礼
JJhachiさん
お忙しい中、アドバイス頂きまして誠にありがとうございました。ケージの床に軟らかい物を置けるよう先生に相談してみたいと思います。立つことは出来るのですが、狭いケージの中での生活ですから座ってるしかない状態です。
ジョクソウ以外の心配も教えて頂き、ありがとうございました。とっても参考になりました。ありがとうございました。
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