対象:ペットの医療・健康
初めまして。1歳9ヶ月の雌のソマリを飼っています。今年の3月ごろから、急にパニックになり、人間に飛びかかってくるようになりました。いつもというわけではなく、たまに何かのきっかけで我を見失うようです。最初は、ブラッシングしたあとブラシに着いた自分の毛の塊を臭ったのをきっかけに、「ファー」と甲高い声で鳴き始め、そのあと夫の顔めがけてとびかかりました。それ以降、夫に飛びかかるようになり、顔や手足を容赦なくひっかくように。何か理由はあるのかもしれませんが、襲われたときのことを振り返ってみても、共通点があまり見つかりません。
飛びかかっている最中の鳴き声は、「ギャギャギャギャギャ-!!!」という感じです。かなり混乱した感じで、3~4回飛びかかってきた後、少し離れたところでウーウーシャーシャ唸って威嚇します。先に威嚇してくれたら、そっとしておくなど予防線を張れるのですが、飛びかかる前は「ファー」という高い鳴き声が一瞬あるだけで、まずいと思った瞬間には、すでに飛びかかられているという感じです。
初めは、パニックになった数日後に発情状態がやってくることから、発情のストレスが強いのかなと疑いました。飼いはじめが11ヶ月と遅かったのと、そろそろ手術をと思った頃に発情期が始まってしまったため、避妊手術のタイミングを逃してしまっていました。近所の獣医さんに相談に行き、発情が治まったらひとまず避妊手術をして様子をみようということになり4月末に手術をしました。
そのあとしばらく落ち着いていましたが、5月3日にまた夫に襲いかかり、興奮状態に陥ったため、別室に隔離しました。手術のあとだし、エリザベスカラーが嫌でイライラしていたのもあるかとは思うのですが、あまりの激しさに恐怖を覚えました。
今までは私に飛びかかってくることはなかったのですが、5月6日に私も始めて襲いかかられ、顔や頭、腕などから出血しました。現在は、一室を猫専用の部屋にして、トイレなどの掃除のとき以外は、扉をあけた隙間からコミュニケーションをとって距離を測っている感じです。ずいぶん落ち着いてきたので、そろそろ自由にさせてやりたいのですが、今後もまたパニックになったらと心配です。普段はとても甘えん坊で、臆病な子です。何が原因なのか、病気の可能性はないか、いろいろ悩ましく思っています。アドバイスいただければ幸いです。
補足
2014/05/16 19:45かかりつけの病院で、甲状腺の検査はしていただき、そちらのほうは問題がないとのことでした。
抜糸は無事にすんだのですが、エリザベスカラーでこすっていたようで、少し腫れてうみかけていたため、まだカラーをはずせていません。カラーを外し、ストレスが軽減されても攻撃性が収まらないようなら、獣医さんに相談して、行動学を専門とする先生を紹介してもらえるか聞いてみます。
ウーさんさん ( 兵庫県 / 女性 / 34歳 )
回答:2件
猫の攻撃性
犬のように表立って問題にはなりませんが、猫の飼い主さんに対する攻撃行動は多くの方が悩まれている問題行動のようです。
遊びから攻撃性に変化する場合もありますが、甲状腺機能亢進症やてんかんなど隠れた病気でもでも攻撃行動が出たりする場合もありますので、動物行動に詳しい獣医師さんにまず、健康診断をしていただき、行動問題カウンセリングをしてもらうことが必要だと思います。
私の方では、バッチフラワーを使って攻撃行動を軽減していく方法をとっていますが、事前にかかりつけの動物病院での健康診断をお願いしています。猫ちゃんにはバッチフラワーは好まれるようです。メールでのご相談もお受けしていますが、実際に見てカウンセリングをするよりも効率が悪くなります。
兵庫県であれば、問題行動に詳しい獣医さんもたくさんいらっしゃいますので、かかりつけの獣医師さんから動物行動の専門医を紹介していただき、直接ご相談されたほうが良いと思います。
評価・お礼
ウーさんさん
2014/05/18 00:36ご回答をいただき、ありがとうございました。
つい最近まで、楽しくすごせていたのに、急に緊張感のある生活になってしまってすごく辛かったのですが、少し前向きな気持ちになれました。
やはり何とかして、この先も一緒に暮らしていきたいので、できることは何でもしようと思います。
問題行動カウンセリングをしてくださるクリニックを紹介していただけないか、かかりつけの獣医さんにも聞いてみます。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
RE:猫が急にパニックに陥り、攻撃的になります
質問内容拝見いたしました。
動物でこのような行動がみられる時、問題行動の場合と痛み等の病気の症状がきっかけとなる場合が考えられます。
問題行動なのか病気からの行動なのかの鑑別のため、まず画像診断等も含めた全身的な健康診断を行う必要があります。
現在比較的落ち着いているようですので、今、健診を受けておく方がよいでしょう。
問題行動が考えられた場合、状況をきちんと分析し原因追求していくことが治療への近道になります。
そしてさらなる状況悪化が起こる以前に早期に対処しなければ治療を施しても改善が困難なことも考えられる為、問題行動を専門とする病院でのカウンセリングを検討されることをお勧めいたします。
一般的に猫の問題行動の原因としては、転嫁性攻撃行動や縄張りに対する行動、自己主張・地位関連による攻撃行動などが考えられ、ソマリちゃんの状況を分析し判断していくことが重要です。
ソマリちゃんは現段階、隔離状況下で落ち着いているようですが、攻撃行動をこれ以上繰り返すことがないようにしなくてはなりません。
まず3段ケージ内での飼育へ移行し少しづつ環境に馴らしていくことを試してみられると良いかと思います。ソマリちゃんが再度興奮状態を繰り返し、治療が困難な状況を避けるためにもケージ内で生活をしてもらっているうちに早期の段階で専門医でのカウンセリングを受診をお勧めします。
健診に動物病院へ連れて行く際には、洗濯ネットに入れ、キャリーバックの外は布で被い、驚かないようにするとよいでしょう。
評価・お礼
ウーさんさん
2014/05/27 19:34ご回答有難うございました。
調べてみたところ、自宅から程近いところに、問題行動カウンセリングをしてくださるクリニックが見つかりました。
1回目のカウンセリングが終わり、様々なアドバイスをいただいたので、焦らずじっくりやっていきたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
「ネコの病気」に関するまとめ
-
飼い猫が病気になったらあなたはどうしますか?獣医さんに聞いた猫の病気の対処法
飼っている猫の具合が急に悪くなった!そのときアナタはどんな行動をとりますか?最近、飼い主さんが「一日様子を見よう」といって重症化してしまうケースが増えているとか…。動物は人の言葉を話すわけではありません!あなたの大切なパートナーと長く一緒に過ごすためにも、「ちょっと食欲ないな」「歩き方がおかしいぞ」など普段と違う行動をしているなと感じたら、すぐに獣医さんなどの専門家に相談しましょう!
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング