対象:リフォーム・増改築
回答:4件
板張りの注意点
muguetさん、はじめまして。
中古マンションの床のリフォームとのことですが、コスト面は前の方が書かれていますので省かせてもらいますが、フローリングを貼る場合、最も注意が必要なのは下の階へ生活音が響くことによるトラブルが多数発生していますので、その辺の注意が必要になります。
現在の床組が2重床になっているのなら一応その対策は取られていると判断するしかありませんが、もし床下がコンクリートのままだとしたら板を張る場合、歩行音等の対策にご注意ください。
後々に下の階の居住者とトラブルことの無いような方法でお考えください。
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床のリフォーム
さて、パイン材を使用したいということですが、
せっかく無垢材にするのであれば、ウレタン塗装や、UV塗装など、化学合成の塗料がしてあるものでなく、無塗装のものにして、自然塗料をご自分で塗られたらいかがでしょう。
私は、健康と環境を考える建築の専門なので、自然素材のみを使用していますが、無垢の床材にしても、ほとんど問題ありません。
*施工の注意
マンションなので、下階への音の配慮が必要です。防音のレベルがマンションで決まっている 場合もありますので、不動産屋さんに聞いてみるとよいでしょう。その場合は、防音マットを使 用しなれりばなりません。LL50とかLL45とか、最近では、LL40という厳しい基準のマンションも あります。この数値は小さいほど、防音のレベルが高いので、聞いた時、わぁ〜い、うちは40だ ぁなんて喜ばないでくださいね。
合板の場合は、床材の裏に、ふわふわのスポンジの様なものがついているので、防音床1枚 で、クリアできますが、無垢材の場合、二重床にしたり、防音マットをしかなければなりませ
ん。もし、お子さんが小さいのであれば、前田木材(株)の木の香防音マットをお薦めします。
ただし、厚みが19ミリあるので、コンクリート直貼りの場合、少し床があがってしまうので、こ
れはうまくやらなければなりません。
補足
メンテナンスの方法、塗装の方法についても、書いたのですが、字数がはみ出しました。
*メンテナンス
無垢材だと、汚れやすかったり、傷が付きやすいと言われていますが、もしすごく汚れた場合 は、サンドぺーバーでこすればよいし、20年くらい経って、リニューアルしたい場合は、工務 店さんに、全体を少し削ってもらえば良いのです。傷については、木の繊維が断絶されない傷で したら、しめった雑巾を一晩上に置いておくとか、スチームアイロンのスチームをだしながら、 1〜2センチ離して、当ててみると、ほとんどもとに戻ります。
パイン材は節があるので、汚れや、傷がめだちにくく、良い選択だと思います。
3年くらい経つと、色が飴色になってきて、とても心地よくなると思います。
合板を使用すると、20年後ぐらいには、また、張り直しをしなければならず、無垢板は一生使うことができます。
塗装の方法が、知りたい場合は、ecos@hitokankyo.comへメールしてください。
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深澤 熙之
建築プロデューサー
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リフォーム工事費の大きい差は解体工事があるかどうか
こんばんは〜!muguet 様
はじめまして、昭和アルミグループ代表の深澤煕之です。
そうですね。床のリフォームについては今の既存の上に張り付けるように工事をする方法と既存の床を解体して、最初から床の下地を含め施工する方法があり、解体する場合はその解体手間と処分費がある為、大きく予算が変わってきます。
既存の上から施工する方法のほうが安価に収まりますが、今現在ある部屋の出入り口のドア建具の高さの位置が既存の上に新しく床工事をした場合、ぶつかるかどうかで、既存の床を解体をしなければならないか? または建具の高さがぶつからないように加工するか取り換えるかという工事も必要になってきます。
あくまでざっくりですが、既存の床の上にフローリング工事をする場合は約概算で10万円〜15万円くらいでしょう!
また、解体をしなればならない場合は解体手間と処分費用で役65000円〜80000円くらいがプラスされると予想されます。
これはあくまで多めの概算費用と言う事で施工する箇所の形状及び既存の床の現在の素材、また、新しい床材をどのようなタイプを使用するかに応じて、変更なりますので、あくまで概算費用と言う事で参考程度にしておいて下さい。
木材は大きく分けて無垢材と複合材の2種類があり、無垢材は天然材ですのでとても環境にも良い素材でエコリフォームとしてよく使用される素材です。欠点は傷がつきやすいと言う事と汚れがつきやすい事です。
その点複合材の場合は素材の上に塗装を施してあったり、コーティングをされていますので、汚れにくく、傷がつきにくいというメリットがございます。
インターネットで検索しますと、床の素材に関する情報が沢山でてきますので参考にされたら良いかと存じます。
参考になれれば幸いに存じます。
上利 智子
工務店
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補足説明を
こんにちは、muguetさん
上記の方のお答えに、少しだけ補足をさせて頂きます。
マンションの場合ご購入の前に、念の為マンションの管理組合規定の改修規定の部分をご確認された方が良いかと思います。
マンションによっては、フローリング材の仕様としてLL40とかLL45など、遮音性能の等級を指定している場合があります。LL45では選択肢がかなりありますが、LL40の指定があると、材料がかなり限定されます。
無垢材の場合は遮音性能を満たすには、それなりの手間が費用が発生する場合もありますので、その点ご留意された方が良いと思います。
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