対象:キャリアプラン
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公務員になる目的が何だったかを見つめなおそう。
長島さん:
こんばんは。キャリアカウンセラーをしております、小松崎と申します。
息子さんはなぜ地方公務員になることを目指されていたのでしょうか?
まずは、目指していた目的を紐解かない限り、就職試験に臨んだ企業さんから「何で4年間も公務員一本で頑張っていたのにうち(民間企業)に変えようと思ったの?」というもっとも基本的な質問に相手が理解してくれる回答が返せないと思います。
そのためには、
・まず、どうして地方公務員になろうと思ったのか。
・そのためにどれだけの努力・尽力をしたのか。
・残念ながら成就しなかったが、何が原因で成就しなかったのか。
・その後、民間企業に矛先を変えた理由はどうしてなのか?
・そこで、その業界・職種・企業を選んだのはどうしてなのか?
・その企業に入ったら、今まで4年間頑張ったことがどう生かされるのか?
これらを、真摯に向かい合って考え抜かないと「ここに入ってよかった」と思える企業から内定をもらうことは難しいと思います。
※どこでもいいから職に就くというのであれば、そんな辛い努力はしなくてもハローワークに掲示されている求人から手当たり次第探せば見つかるでしょう。
まずは、息子さん自身が自分と向き合うこと、そして、酷かもしれませんがお父様も子離れするタイミングを見計らう時期なのかもしれません。
それこそ、期限を決めて職を見つけなければ、餞別だけを渡して家を追い出すくらいの覚悟を決めてもいいのではないでしょうか?子どもは親の見ていないところできちんと育っているものですよ。
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自立へのとき、息子さん自身が現状を把握することから
こんにちは。キャリア・カウンセラーの土岐優美です。
ご心配ですね。そのもどかしさは、いかばかりかと存じます。
親だからできること、親だからできないことがあり、中でも難しいのは、先回りせずに必要なときに支える姿勢でしょうか。
息子さんの活動状況、取り組み姿勢はわかりませんが、やみくもに求人情報を集め、応募しているのであれば難しいでしょう。
就職実績がないと、第2新卒・中途採用枠にも入らないわけですが、ハローワーク、ジョブカフェ、通常の求人サイト以外にも多様なルートがあります。
・「アルバイトから正社員を目指す」人のみを対象にした就職サイト
・派遣会社での教育後、派遣社員から正社員へという「紹介予定派遣」のシステム
・座学と職場訓練を組み合わせた職業訓練「日本版度デュアルシステム」
・人脈の活用
・大学のキャリアセンターなど
ただし、「公務員にはなれなかったから、しかたなく民間企業に」という姿勢であれば、問題です。
企業は、「その職場でのその仕事」への意欲、熱意や吸収力と職場適性、職種適性を重視します。仕事そのものへの意欲は好ましいですが、方向性を定めての応募先選択でなければ、どんなルートを経由しても結果は出ないでしょう。
公務員を目指しての勉強中に、アルバイトや他の業界、職種についての情報収集をされていたでしょうか。仮に、公務員志望の理由が安定度だけであったとしても、4年間の様々な経験や情報収集によっては、価値観、職業観の変化、新たな職業への興味や適性の発見があることでしょう。
それらと自分自身のできることを把握し、職環境の現実と照らし合わせると、方向性が見えてくるはず。
その上で複数のルートを活用することが重要。方向性設定が難しいなら、就職支援機関、人材ビジネス会社のコンサルタントやキャリア・カウンセラーに息子さん自身がご相談を。
公務員試験不合格を一つの転機とすることが就職への道、自立への第一歩です。
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葉玉 義則
キャリアカウンセラー
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他人の助言に耳を傾けるようなフォローが必要では?
こんにちは、長島さん。My人事の葉玉です。
息子さんの状況を見て、やきもきされてらっしゃるのは、親の心情として
よくわかります。
ただ、一般企業からすると、4年間のブランクは、かなりのデメリット要素
になるであろう事は、致し方ないでしょう。
まずは、息子さんがどういう方法、ルートを使って、就職活動をされてらっ
しゃるのか、そういった活動の中で、いわゆる相談者(カウンセラー)から
どういったアドバイスを受けているのか、お父様が、客観的な助言者として
フォローをする上でも、現状の把握をされる事を、まずはお勧めします。
気になるのは、息子さん自身が、今後のキャリア形成について、どこまで
真剣に考え、方向性を見出されているのか、いないのか、という点です。
ブランクがあるとは言っても、まだお若いですから、しっかりとした自身の
仕事観をもって、職(会社)を探し、情熱をもってアプローチすれば、必ず
引っかかり(面談選考)は出てくると思います。
問題は、自身を生かせる方向に合致した就職活動が果たして出来ているのか、
という点です。そういう意味で、ハローワークや人材紹介会社、等々のアド
バイザーの意見や提案に、もっと真摯に耳を傾け、軌道修正を図ってもらう
必要が、もしかしたら、あるやもしれません。
息子さんがやりたい仕事、行きたい会社と、息子さんを新卒的に扱ってくれる
会社(人を育てる仕組みや土壌をもっている会社)とのマッチングが出来るか
どうかが、今回の就職が成功するかどうかの分かれ目だと思います。
新卒としては、息子さんは年を取り過ぎているかもしれませんが、それでも
20代という若さに可能性を感じ、一から育ててくれそうな会社を第一目標に、
各アドバイザーの力を借り、トライ出来るように、後押ししてあげてください。
末筆ながら、息子さんの就職が上手くいく事を、心よりお祈り申し上げます。
(現在のポイント:-pt)
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