対象:マッサージ・手技療法
IT関連の会社で働く、35歳の男性です。長時間のデスクワーク・運動不足等で、1年ほど前から慢性的な腰痛を患っておりますが、このたび引越をすることになり、せっかくの機会なので、腰痛をこれ以上悪化させないためは、という観点を加味して新しい環境を検討したいと考えております。つきましては、「ベッド」や「椅子」を用いた洋式の生活スタイルと、その逆では、どちらが腰に負担をかけないのか?を伺えればと思います。加えて、普段の生活の中で、腰痛を改善できるポイントやコツ等を教えていただけると幸いです。
usagiさん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:4件
最近の研究では。
ご質問ありがとうございます。
腰痛でお困りのご様子、生活環境からの改善をご希望ですね。
お気持ちよく分かりますが、最近の予防に関する世界の研究では、洋式も和式も生活スタイルは、腰痛を予防できないというのが分かっています。
また、人間工学的に考えられた椅子なども同じですが、腰への負荷は減るかもしれませんが、腰痛を予防するわけではないようです。
近年の研究で、腰痛は心理社会的因子(ストレス)が大きく関わっているのが分かってきています。腰への負担を減らすような工夫をされても、あまり腰痛を予防できず、むしろストレスとの関係をバランスよく過ごす事が腰痛予防に重要なようです。
また、腰痛の間違った知識を知ることも腰痛予防になるようですので、下記のお勧めコラムをご紹介しておきます。
''「腰痛の今」シリーズ''
http://profile.allabout.co.jp/pf/yamanaka-chiro/column/list/series/1915/?p=1
ご参考までに。
山中英司
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''陽開カイロプラクティック''
横浜市青葉区青葉台1-3-9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/
http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
--------------------------------------
回答専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
腰痛に限らず
腰痛に限らず、長時間同じ姿勢を続けないと言うことが予防となります。
単純に、腰に掛かる負担という意味だけで言うと、正座が最も負担が少ないように思います。
骨盤が適度な位置になり、その結果、腰に掛かる負担が減ります。
ただし、膝に掛かる負担がかなり大きくなります(膝が痛くなると歩行などが辛くなるかもしれません)。
ベッドも軟らかすぎたりすると、腰に負担がかかりますので、難しいと思います。
また急に寝具を変えると、睡眠不足になる方がいらっしゃいます。そのため、いきなり変えるよりは、シーツを複数枚敷いて、徐々に硬くするなどで対応されてはいかがでしょうか?
usagi様の求める答とはズレていますが、生活様式を急に変えるのではなく、徐々に変えるようにしてください。
また、腰だけの負担を減らす目的で、生活様式を変えると、その他の問題がでてくるかもしれませんので、バランスを取るようにしてください。
普段の生活のなかで最も大きな工夫としては、同じ姿勢(寝ている姿勢も含め)を続けない(1時間に一回程度、身体を軽く動かすだけでも効果があります)が最も良いように思います。
usagi様の求める回答とは少しズレていますが、ご参考になれば幸いです。
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腰痛の対処について
お引越しを機に、腰痛を改善されたい、とのことですね。
腰痛を予防する環境というのは確かに大事ですが、
それよりも、ご自分の身体の使い方を見直してみては
いかがでしょうか?
例えば、座り方、立ち方、荷物の持ち上げ方など、
恐らく、どこか、腰に負担をかけるような動作に
なっているのではないかと思われます。
ですので、こちらを改善しない限り、
腰痛は繰り返される可能性があります。
腰痛を良くするためのストレッチや、エクササイズも、
その人その人で、異なってきますので、
一度、カイロプラクターなどの専門家に、
ご自身に合ったものをアドバイスしていただくと良いと思います。
椅子や枕などのご質問を受けることは、大変多いのですが、
もし、身体の使い方を改善できるならば、
割りと、道具を選ばずとも、過ごせるようになります。
どうぞ、そのようなことも、ご検討してみてください。
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滝山 博行
鍼灸師
-
わが治療室で予防医学
ご質問ありがとうございます。
まず、腰痛の考え方と捉え方が根本的に間違っています。
これは一般的にも、整形外科の医師でも同様ですから、やむを得ないと思います。
要するに、腰痛は打撲、骨折などの外傷以外は、すべて内臓の疲労や自律神経系、
ホルモン系などの歪みや不調和が原因しているということです。
姿勢やベッドなどの寝具は痛みの切っ掛けに過ぎません。
柔軟に対応していく体の仕組み、健康度の方が重要であるということです。
すなわち、日々の「生活の仕方」、強いては「生き方」が最重要課題であるとい
えます。
食生活と生活習慣を今一度、健康という角度からチェックしてみたらよいと思い
ます。
体を冷やさないこと。自然環境では夏に採れて食べる生野菜は、体熱を放散する
役割があります。
これは体温と外気温のバランスをとっているわけですが、秋から春にかけて、無
神経に生野菜を食べていると体が冷えて、腰痛の最大の原因になるというわけで
す。
男性は腸、女性は婦人科系臓器の冷えに繋がる食べ物や生活習慣は改めるべきで
す。癌に罹る人達は低体温ということですが、風邪は万病の元といわれた時代か
ら、冷えは癌になるといわれる時代になりました。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
E‐mail info@hari.gr.jp
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