対象:マッサージ・手技療法
42歳女性です。この7〜8年間、左足先に痺れと痛みを感じます。仕事柄ハイヒールを履かざるをえないのでそのせいかと思っていましたが、気になって4年ほど前に一度整形外科で診て頂いたものの、なんの説明もないまま腰に通電する治療を1週間続けさせられました。腰に関しては特に自覚症状もありませんでしたし、通電も目立った効果がなかったため、病名さえも告げず機械的に通電だけを受けさせる医師への不信が募り、自己判断で治療を中断しました。
一昨年、会社の検診で全身MRIを撮影したところ、腰椎の椎間円板の一箇所が少し減少しており、若干外側に突出し気味ではあるが治療の対象にまではなっていないということで、運動での改善を薦められました。フィルムを見ると該当部位は、他の椎間円板より少し黒く写っていました。ただ、相変わらず腰には何の自覚症状もありません。
その後気にはなっていたものの、日常生活の中で運動する機会もないまま現在に至り、この数ヶ月、左足先の痺れが靴を履いていない状態でも継続し、痛みも増してきたような気がするため、今回ご相談させて頂くこととなりました。
もう一点、寝入りばなに左腿付け根が非常にだるく、非常に不快感があり、睡眠を妨げています。起床時は全身に疲労感があり節々も痛むため、眠るのも憂鬱です。
上記の症状についてご回答頂ければ幸いです。
補足
2008/02/13 08:27ご参考まで:
内科的には毎年一度人間ドックを受けており、血中コレステロール値/中性脂肪値は共に(非常に)高いものの、痛風や糖尿病、高脂血症等の病名をつける程には至っていないので、生活改善を図って健康維持に努めるようにという指示でした。
よろしくお願いいたします。
kazubonさん ( 東京都 / 女性 / 42歳 )
回答:3件
カイロプラクティックをお勧めします。
ご質問ありがとうございます。
左足先のシビレでお困りのご様子、お気持ちお察しします。
椎間板ヘルニアと左足のシビレに関しては、私は関係ないと考えます。
というのは、近年の研究では、椎間板ヘルニアと腰痛やシビレは関係性がないことが多くでています。
椎間板ヘルニアは、正常な方でも遺伝的に多くあり、腰痛の有無に関係ないというのが近年の見解です。
足のシビレと寝る時の左腿付け根のだるさは、関連性があるかもしれません。
カラダは、症状の部位ごとで見るよりは、全体を通して捉える必要性があります。
カイロプラクティックは、症状ではなく、症状を作り出す原因を全体から掘り下げて見ていきますので、kazubonさまのお困りの症状には、とても適していると思います。
念のため、私が東京で信頼し、お勧めする先生も下記にご紹介しておきます。
朝倉 穂高B.C.Sc
河野 智行B.C.Sc
横浜でよろしければ、私がいつでもお力になります。よろしくご検討ください。
山中英司
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''陽開カイロプラクティック''
横浜市青葉区青葉台1-3-9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/
http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
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評価・お礼
kazubonさん
山中先生、
早速のご回答有難うございました。
新説の、「椎間板と足の痺れに関連性がない」というのは目からウロコでした。既成概念ではその二点を直結して考えがちだったと思うので、おそらく以前かかった整形外科でも有無を言わさず足の痺れ=椎間板ヘルニア、ということで腰に通電したのかと想像します。
カイロ、整体、鍼灸は実は未経験なのですが、西洋医学で解決できないこともあるのだということが最近理解できつつあるので、見方を変えた治療をお願いしてみたいと思います。
回答専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
足の痺れと腰は
足の痺れと腰は、大きな関係はなさそうです(少しは影響があるかもしれませんが)。
文面からみると、以前は靴を履いていなと痺れが出なかった(あるいは軽かった)のでしょうか?
その場合、靴を履いていたときだけ足の問題が発生し(靴の形)、靴を脱ぐと足の問題が無くなっていたのでしょう。
現在は、靴を脱いでも足の問題が残っているため、痺れが強く、あるいは継続していると考えた方が良さそうです。
ハイヒールを履いている人が感じる痺れは、親指と人指し指の間の「マタ」〜足首付近で感じることが多いのですが、kazubon様の場合も同様でしょうか?
また、足の違和感や痺れは、筋肉の使い方にアンバランスを引き起こしますので、足の付け根に重だるさなどを訴えることが多いです。
いずれにしてもカイロプラクティックは有効な手段の一つだと思います(今回のケースでは、個人的には鍼灸よりもカイロプラクティックの方が効果的だと思います。)。
ところで、
朝起きたときの疲労感は、睡眠時間に関係なく出ますか?
睡眠時間が長くなればなるほど辛いのであれば、低血糖と呼ばれるお腹が空きすぎての状態の可能性があります。
また、
あまり関係ないのであれば、ビタミンB群の不足でもでるのでサプリメントなどを取ってみては如何でしょうか?
ご参考になれば幸いです。
補足
足の痺れは、症状の場所をお聞きすると、
少し難しいタイプの問題である、モートン神経腫(指先に行く神経だけが強く、障害される)(鍼灸の方が良いかも知れません。個人的には、鍼とカイロプラクティックの併用をしますが)と
早期に楽になる、前足根管症候群の疑いがあります(カイロプラクティックが早い)。
http://tamamed.web.infoseek.co.jp/dr-m/j_neuralgia.html
このサイトが写真入りで、解説してくれていますので挙げておきます。
睡眠に関しては、動きがほとんど無い状態というのは、身体を動かさず、循環が悪い可能性が高いので、そのために起きたときに辛くなっているかもしれません。動き始めると症状が治まってくるなら、睡眠習慣による可能性も否定できません。
低血糖は、最後の食事から、朝の食事までの時間が長いとその可能性が高くなります。10時間以上の場合、可能性は残されています。
低血糖は、若干体質のようなところがありますので、判断は難しいのですが。。。一度、就寝直前にアメを一つなめて朝の状態を確かめてみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
kazubonさん
前田先生、
ご回答ありがとうございます。
まず、足の痺れについてですが、以前は靴を着用していない時はさほど痺れは持続していなかったように記憶しますが、ただ、ローヒールの靴を着用時でも、不規則に親指付け根の突出した骨の部分に刺すような深い痛みを感じることが多々ありました。ただ、現在でも外反母趾はありません。
現在痺れを感じる箇所は、左足人差し指を中心に中指が症状がひどく、たまに親指にも痺れ痛みが広がります。
また、ハイヒール着用時は以前から変わらず、上記の痺れに加えて親指付け根の骨に深い痛みが走ることがあります。
睡眠については基本的に時間が短く、毎日3〜6時間程度、特徴としては、寝返りもほとんど打たず、睡眠時の動きがほとんどない状態(硬直状態のような)で寝ているようです。人によると、就寝中に動かないのもあまり体にはよくないと聞きますがいかがでしょうか。食事は十分摂っているので低血糖はあまり考えられません。以前は就寝時のこむら返りが多発していたので、最近は意識してサプリメントも多々摂取するようにはしているのですが…。
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記事制作に関するご相談
滝山 博行
鍼灸師
-
体の悲鳴
ご質問ありがとうございます。
この7〜8年間、左足先に痺れと痛みを感じるということですが、この原因は腰
椎など骨格の構造的なことではなく、全身の健康状態の注意信号です。
当時は血中コレステロール値/中性脂肪値も正常値だとしたら、現在の数値は、
徐々に全身の健康状態が低下してきたことを裏付けています。
最近では今までの症状にも増して、いろいろな箇所に不都合な症状が現れている
ことから判断しても、全身の健康状態は下降線を辿っているということです。
打撲、骨折、火傷などの外傷を除き、痛みや痺れは症状が現れている部位の問題
ではなく、日々の疲労回復の仕組みが正常に機能せず、体のホルモン系、自律神
経系に支障をきたしていることを教えているシグナルと理解すべきです。
頭痛の場合、仮にMRIなどの諸検査で腫瘍がなければ、鎮痛剤の服用に留まる
わけです。頭に電気治療やマッサージ、湿布などもしないわけです。ところが、
頭部以外の症状では、痛みや痺れの箇所に直接刺激するも、症状は一向に改善し
ません。
症状を追いかけるのではなく、痛みや痺れの意味を探り、根本的な原因を見極め
て、的確な治療を行うことが肝心です。
鍼灸治療は独特の脈診により、症状の原因を捉え、治療方法を見定めた上で、適
切な処置を行います。
私が責任をもって治療させていただきます。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
E‐mail info@hari.gr.jp
URL http://www.hari.gr.jp
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補足
私の鍼灸治療は脈診をはじめ、すべて患者さんの体質と体の反応に合わせていく治療です。
肌が白くデリケートということですが、鍼灸治療による刺激が痕になることはありませんので、ご心配は無用です。
拝見した上で決めることですが、鍼は治療上、皮膚に接触させるだけで効果を出す技術もあります。
いずれにしましても、私共では患者さんに我慢を強いる治療は一切、行っていませんので、ご安心ください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
E‐mail info@hari.gr.jp
URL http://www.hari.gr.jp
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評価・お礼
kazubonさん
滝山先生
ご回答ありがとうございます。
睡眠も少なく食事も偏りがちで、非常に不健康な生活態度を続けておりお恥ずかしい限りですが、仰るとおり本人の自覚のないままに各所に歪みが起きている可能性は大いにあるようです。今回の質問は特に足先のトラブルに限ってお伺いしていますが、実はほかにも多々問題を抱えており、どこかで抜本的解決を図る必要を感じています。
そういった場合は、やはり西洋医学の範疇では解明できない部分も多いかと思いますので、改めて体質改善のための方法を見つけたいと思います。
肌が白くデリケートなので、鍼灸の際の影響がどの程度か少々不安ですが、この点はいかがでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
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