対象:ペットの医療・健康
12歳になるチワワの食餌相談となります。宜しくお願いします。
後ろ脚に力が入らない様子を初めて見たのが昨年7月。病院で経過観察と言われ、全身痙攣の症状を見たのが9月。この時病院で血液検査結果が血糖値41mg/dl、別日にインスリン値を測定、インスリノーマとのことでした。11月のCT検査でリンパ節転移、肝臓は転移の可能性があるとのこと。少量頻回の食餌で低血糖発作はコントロールできていましたので、諸条件考慮して手術には踏み切れず、発作が多発すれば内科療法を始めることにしました。
BUNは9月の時既に基準値超えてましたが、食餌をあれこれ試してる内最高97.5mg/dlまで上がっていき、12月に腎臓サポート食を勧められました。腎サポはインスリノーマと対極にある食事なので不安になり、他のフードとミックスで与えるとやはりBUNの数値は高くなります。
心臓が弱ってきていて腎臓に影響が出ているとのことです。クレアチニン、電解質、尿検査結果等全て問題なく、基準値を超えるのはBUNのみです。1月2月と血糖値が下がってきていてインスリノーマの発作が心配です。老犬でも低タンパク食は良くない、副産物を出さない良質の蛋白を、と示唆してる内容を目にすると高蛋白食を与えたいと考えてしまうのですが、やはり許されない状況なのでしょうか?昨年10月に後ろ脚靱帯断裂しましたが、今は昔ほどでは無いにしろある程度散歩を楽しませています。散歩こそうちの子の元気の源、低蛋白食だと散歩を楽しめる時間も短くなってしまうのではと思ってしまうのですが、腎臓の負担も心配です。
BUNのみの上昇でも腎サポが必要ですか?副産物を出さない良質の蛋白であれば与えても良いのでしょうか?先月の血糖値が65mg/dlでした。やはり腎臓優先に食餌を与える必要があるのでしょうか?今のうちの子に必要な食餌のアドバイスを宜しくお願いします。
エツディさん ( 兵庫県 / 女性 / 42歳 )
回答:1件
Re:病犬の食餌に関して
インスリノーマは膵臓の細胞に由来する腫瘍であり、高インスリン血症に起因した慢性的な低血糖とそれに伴う発作などの神経症状や多飲多尿などの症状が現れます。
食事療法では高蛋白で複合炭水化物を含む食事を頻回少量ずつ与えることで、低血糖になることを予防していきます。
確かに、腎臓サポートですと蛋白含有量が調整されていますがタンパク質の質が悪いわけではありません。このままBUNの値が上昇するようであれば、食事は腎臓サポートを継続しつつ、頻回給餌により血糖値を維持するのが良いかと思います。
現在はBUNの上昇以外に血液検査項目の異常はないようですが、今後は血糖値とともに腎臓の状態を定期的に検査することをお勧めします。
評価・お礼
エツディさん
2014/03/28 10:40●●先生、回答頂きまして有難うございます。
インスリノーマと診断を受けた際は絶望的な気持ちになりました。ですがその後、高タンパク食の少量頻回で低血糖症状が嘘のように治まった為、タンパク質の摂取にこだわり過ぎていた気がします。
BUNのみ上昇するようなパターンでも、腎臓のケアは必要なのであれば、今後も色んなパターンで血糖値をモニターしながら腎臓サポート食のを続けて行こうと思います。ありがとうございます。
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