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初期の腎不全について

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2014/03/02 12:16

はじめまして。現在、15歳のメスのチワワ(避妊手術あり)体重1.5キロ前後を飼ってますが、ご飯は食べるのですが異常な震えがあり、目もうつろで、歩くのも遅かったので、病院に連れていき、一昨日の深夜に救急で簡易的な血液検査の結果、血小板が通常の4倍近い数値で、翌日の日中に、レントゲン検査では何の問題もありませんでした。腹部超音波検査では、胆嚢に白い影があると言われてますが、年齢的なものもあり、驚くような事ではないと言われてます。血圧測定は実施しておりません。貧血ぎみともあり、救急時に注射もしており、内臓に炎症を起こしてる可能性もあるということで、錠剤の抗生剤を1日2回投与してます。翌日の朝はご飯を少ししかたべませんでしたので、点滴をしています。様子がおかしいと気付いた時の症状は、目がうつろ、怯えた様子、震えが大きいという感じでしたが、ご飯は食べました。救急時翌日の血液検査の結果、初期の腎不全と貧血ぎみとの診断結果でした。CK825、AST69、クレアチニン1.8、BUN67、K6.3、CA11.4、P6.8、イヌCRP1.91と、この項目が正常値より高いの事でした。今後は週1回の皮下点滴とフードをヒルズのk/dに変えて、症状の進行を抑えるしかないとのことでした。点滴後は水の飲む量は減っています。ヒルズのサンプルのフードも食べました。上記のような数値で、本当に初期の腎不全なのか、治療方法は週1回の皮下点滴と食事療法でいいのかどうか、他に有効な治療方法があるのかどうか等、あらゆる今後の可能性等を教えていただけたらと思います。現在、ヒルズのご飯も食べますが、時折震えることがあります。
このような症状において、週1回の皮下点滴と食事療法のみでいいのかどうか?また、あるサイトではガスター10を飲ませると胃がすっきりするから飲ませてみてはとありました。ガスター10は、人間用のでいいのでしょうか?また、1.5キロの体重だと1日にどの程度飲ませるべきなのか教えてください。

補足

2014/03/02 12:18

今日の朝はヒルズのドライフードだけでは食べなかったので、市販の缶詰めを少し混ぜたら、完食しました。

ムーチャンさん ( 東京都 / 男性 / 37歳 )

回答:1件

Re:初期の腎不全について

2014/03/24 09:21 詳細リンク

1.本当に初期の腎不全なのか
2.治療は適切か、今後の治療の可能性など
3.ガスター10を与えるべきか
以上の3点についてご回答させていただきます。

1.本当に初期の腎不全なのか
腎臓の主な機能は「血液をろ過して、必要な成分は再び吸収し、不要な成分を尿として排泄する」ことです。BUNやクレアチニン、K、Pは、腎臓で血液からある程度取り除かれるはずの成分です。
この血中濃度が高いということは、腎臓が正常に機能していないといえます。
BUNのみの上昇であれば、腎臓以外の要因も考えられます。例えば、食事の内容やタイミング、胃や腸における出血の影響でもこの数値は高くなります。しかし、腎臓以外の影響を受けにくいクレアチニンの数値も上昇しているということから、慢性腎臓病が強く疑われます。
クレアチニンの数値から判断すると、臨床症状が見られないとされる初期の腎臓病に分類されますが、ご相談内容から、貧血傾向などの傾向が現れる中期の腎臓病へと進行しつつある可能性があります。


2.治療は適切か、今後の治療の可能性など
一度腎臓に生じた障害を回復させることはできませんので、今後の治療としては腎臓へのさらなる障害を回避することが必要になります。

<食事療法について>
食事中のタンパク質やリン、カリウム、ナトリウムなどを制限し、脂肪酸のバランスを変更することで、腎臓への負担を軽減し、障害の進行を抑えられることがわかっています。
こうした点が工夫された、k/dなどの療法食による食事療法は必要な治療といえるでしょう。
与えても食べる量が少ない、あるいは全く食べないということであれば、好きな食事に混ぜて与えてください。食事量が極端に少なければ、エネルギーが確保できず病気は悪化します。

<点滴について>
血液に含まれる水や塩分は、体に必要なもので、腎臓において一部は再吸収されます。
したがって、腎臓の機能が低下すれば、これらの再吸収が出来ず、脱水症状がおこります。
脱水症状が起これば、腎臓へ送られる血液量も減ってしまい、腎臓がダメージを受けることになります。
したがって、皮下点滴によって脱水を改善してあげることが重要です。
現在は週1回の皮下点滴を実施しているようですが、
今後の脱水状態の推移、また血液検査の結果によっては、点滴の頻度を増やす必要があります。

<食事、点滴療法以外に考えられる治療について>
尿中の結晶、膀胱の感染症、高血圧などがあれば、これらも腎臓に障害を与える要因となりますので、状態に応じて、尿検査や血圧検査を行い、これらに対処する必要があります。
尿検査は、腎臓病の状態評価のためにも有効ですので、今回は実施するのが望ましいと思います。
また、腎臓は造血ホルモンを合成する働きがありますので、腎臓病が進行するとホルモンが不足し、貧血の状態になります。
今回の貧血が腎臓に起因するかは必ずしも断定できませんが、今後の病状の推移によっては、貧血の治療を開始する必要があるかもしれません。


3.ガスター10を与えるべきか
腎臓病が進行すると胃炎を発現することがあります。
今後吐き気などの消化器症状があれば、胃炎の原因となる胃酸を減らす必要があります。
ガスター10は胃酸の分泌を抑制する成分が含まれており、犬にも有効です。体重ごとに投薬量は異なりますので、適正量は動物病院での処方が必要になります。

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