対象:新築工事・施工
知識不足のためご教示頂ける方いましたらお願い致します。
長年時間をかけてやっと決まった土地とハウスメーカーにて新築工事を行っている者です。
本日基礎工事にて生コンを流しいれたようです。
しかし、前日までかなりの雨が降っており、それが心配で仕方ありません。
いつも仕事帰りに現場を見に行くのですが、昨日はあまりに遅くなってしまったため現場を見に行っておりませんでした。ハウスメーカーからは基礎工事の詳細連絡は基本的にないため、晴れている日に行うのだろうと思っていたら大雨の次の日に実施されていた。。。というのが現状です。
いろいろネットで調べたのですが、コンクリートを流し入れている最中に雨が降るのはNGと記載されているものは多々見受けられましたが、雨直後の話は見当たらず大丈夫なのかを教えて頂きたいと思っております。
現地状況としましては
1.地盤改良を実施後、砕石を敷き詰めてありその上に防湿シート?のようなものが張ってある
2.基礎立ち上がり部となる外周は枠で覆われており、配筋ピッチは200mm
3.枠回りには既にある程度のコンクリートが流し込まれて固まっている
素人のためこの程度しか気になった点がありませんでした。
図面と配筋が合っているかなどは連絡ないためわかりません。
でも普通は検査するんですよね?
前日現地に行けなかったため、枠内に水たまりがあった等の話もわからないのが正直な話なのですが、(1)わかる範囲で結構ですので今回の施工に問題ないのか、(2)基本的な基礎工事の作業方法(雨直後に水たまりがある場合は水を無くす等)をご教示頂けると不安がなくなります。
専門の先生方、お忙しいとは思いますが宜しくお願い致します。
maomao111さん ( 東京都 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
海田 修平
建築家
2
コンクリート打設時に大雨でなければ問題ないと思います。
ご心配されているのは、前日の雨ということですが、
コンクリート打設時(コンクリートを流し込んで行く作業のことを言います。)に
大雨でなければ、作業が中止になることはないと思います。
我々の場合、コンクリート打設前日までには配筋検査をします。
(当日の朝ということもありますが。。。)
鉄筋が問題なく配されていればコンクリートの打設になります。
鉄筋の径が分かりませんが、鉄筋が@200で入っていれば問題ないと思います。
コンクリートは水と反応して硬化するので、夏の暑い日には、
打設前に十分に散水してから打設します。
打設後も水分が蒸発しないように、散水します。
既に型枠が建て込まれているということは、
基礎の立上がりの打設になると思いますが、
型枠の中が水槽のような水たまりになっていなければ、
水分はコンクリートにとって問題がありません。
戸建て住宅の場合でも、我々はコンクリート打設時に試験車を呼んで、
コンクリートの受け入れ検査を行います。
その場で打設後1週目と4週目に行う強度試験のための試験体を取り、
打設後にどのくらいの強度が出ているかを確認します。
だいたい設計基準強度よりも高い強度が出ます。
ハウスメーカーさんがここまでやっているかどうか分かりませんが、
打設状態に余程の問題が無い限り、強度試験と同等の強度が出ているはずです。
当日の打設状況(工事写真を撮っているはずです。)
と試験結果を確認すれば安心できるのではないでしょうか。
評価・お礼
maomao111さん
2013/04/07 23:01早々のご回答ありがとうございました。
とても安心出来ました。
ただハウスメーカーに質問したところ、検査は自主検査のみで試験もしていないというものでしたので、次質問にてハウスメーカーに問い合わせたこと、疑問に思ったことを投稿したいと思います。
本当にありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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