対象:不動産売買
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私達がマイホーム購入を検討している理由を挙げます。
1-持家があると、転勤した時の家賃負担が3万弱のみで、残りは全て会社負担となります。持家が無いと、家賃全額自己負担となります。
2-ローンの事もあるので30代前半の今のうちの方が良いのかな?とも考えております。
現在子供はいませんが、将来的に子供が出来、夫が転勤になったとしても、私は子供を連れて一緒に転勤先へ引っ越したいと考えております。
子供が小学校~高校生になると、単身赴任してもらうという事をよく聞きますが、私は夫が頑張って仕事をしている姿を見せながら子育てしたいと思っているからです。
今迷っている事は、ハウスメーカー(ダイワハウスなど)で建てるか、建売を購入するかです。
ハウスメーカーで建てると、建売の2倍の金額がかかります。
夫はハウスメーカー希望ですが、私としては、いずれ賃貸に出すなら建売で良いのでは?と考えています。
しかし、夫の話を聞くと、ハウスメーカーの方が何かと安心だからと言われ、迷っています。
賃貸に出すとき、ハウスメーカーか建売かではそんなに金額の差は出ないと考えていますし、考え抜いて購入したマイホームを他人に貸すなんてと悲しい気分にもなります。
夫は、転勤しても頑張って通うからといいますが、会社が許可するかは別問題です。
今はどこも不景気と言われる時代です。
万が一、持家がある社員への家賃補助が切られたらなど考えると、とても不安です。
家は、住みだしたら上物の価値は0円に近く、土地代のみと言われているので、自分達の自己満足を減らせば少しでも心配事を減らせると考えています。
夫の転勤周期は定まっていません。
頻繁ではありませんが、今後もずっとこの制度のままとも言い切れないと思います。
私は心配しすぎでしょうか?
宜しくお願い致します。
toronさん ( 埼玉県 / 女性 / 28歳 )
回答:3件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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転勤族のマイホーム購入について
toronさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『今迷っていることは、ハウスメーカーで建てるか、建売を購入するかです。』
につきまして、
住宅を購入する場合、
手取り収入に占めることになる住居費用(住宅ローン)の負担割合は、
とても重要となります。
toronさんのご主人様のご希望されるハウスメーカーに住宅を建ててもらった場合、
ご主人様の手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合は、
何%ほどになるのを計算してみてください。
一般的にご主人様だけ収入とした場合、
手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合としては、
28.0%ほどに収まっていないと、
住宅ローン負担で家計が圧迫されることにもなりかねません。
特に将来お子さまが誕生した場合には、
お子さまの教育資金負担も新たにかかるようになりますので、
その点も考慮したうえで、
家計にとって無理のない返済計画をたてた場合、
購入する物件はハウスメーカーとするのか、
あるいは建売を購入するのか、
を決定するようにしていただくとよろしいと考えます。
特に将来賃貸にです場合には、
toronさんのお考えの通り、
ハウスメーカーでも建売でも、
賃貸の価格が大きく異なるようなことはありませんので、
この点も含めてご検討ください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
2
転勤が必然の場合には住宅購入はせずに賃貸をお考えください。
toron 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野です。
私は、転勤がある会社にお勤めの方には、下記の理由で賃貸をお勧めしています。
1.家計の観点で住宅購入は家賃の前払いと同等で、家賃を払うことと変わりません。持ち家は住宅のメンテナンス費用、40年たてば通常は立替をするなど費用が掛かります。試算をするとトータルでは賃貸が安くなることもあります。
2.住まいを最適に過ごすには通常5回の住み替えが必要です。
独身の時はワンルームで、結婚すると2ルーム、お子様を持てば3LDKか4LDK、お子様が独立すれば、また、2LDK、お一人になりますと1LDKが住みやすく、介護が必要な際には施設への転居も必要になります。
3.単身赴任は家族の絆が保つために、多くの努力が必要ですし、コストもかかります。家族単位での生活がベターと考えています。
4.住宅を持ち、住宅ローンを払いながら住まないことは、極めて不経済です。賃貸に出すことは、オーナーとしてすべての負担を持つ中で、空室率のリスク、修繕のリスクにさらされます。
5.日本の現況では、不動産の価値が上がることは一部地域・条件を備えた場所を除き望み薄です。むしろ、地価が下がることが予想されます。
転勤はお子様たちの見分も広げますし、積極的に友達を増やすことが出来ます。ただ、転居が短期間で行われた場合、デメリットとしてそれらの妨げになる場合もあります。
また、私学に進むことが困難になり、公立で高校まで進むことをお考えください。一方転勤先の住まいが選べるのでしたら、地域の中で進学に有利な学区を選べるという有利な立場にな住まいはご夫婦の意思で決められます。
以上住宅購入のデメリットばかりを挙げたようになりましたが、比較論からいえば、転勤のある方が住宅を購入するメリットはありません。
小生は、転勤のある会社に勤め、現に転勤していました。また、現在はマンションを経営しているものとしての経験からも、上記の答えを出しています。
すこしでも、参考になれば幸いです。
補足
文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html
藤原 鉄平
不動産コンサルタント
-
転勤族のマイホームにつきまして
初めまして。不動産コンサルタント藤原鉄平と申します。
以下、参考までに回答をさせていただきます。
【ご質問の件につきまして】
>夫は…(中略)…建売で良いのでは?と考えています。
>賃貸に出すとき、…(中略)…悲しい気分にもなります。
>万が一…(中略)…とても不安です。
>家は、住みだしたら上物の価値は…(中略)…と考えています。
⇒すべてご質問者様のおっしゃる通りです。
賃貸の家賃は、基本的には、地域の相場で決まります。建築価格で決まることは、ごく稀です。
したがって、転勤などで、将来的に賃貸に出されることを想定した場合には、マイホームの取得価格(購入価格)は、極力おさえたほうが望ましいです。
このことは、いわゆる、収益物件(※新築・中古問わず)と言われている物件の取得にも妥当することであります。
よって、ご質問者様がお持ちの考えは、ものすごく的を得ている事だと存じます。
>私は夫が頑張って仕事をしている姿を見せながら子育てしたいと思っているからです。
⇒大変素晴らしいお考えです。
>私は心配しすぎでしょうか?
⇒そんなことは決してございません。むしろ、将来のお子様のことや家賃補助が切られた場合を考えている点においては、将来のことをきちんと見据えたうえで、適切な考えを、ご質問者様は持っていらっしゃるのだと思います。
【今後の件につきまして】
ご主人様としましては、奥様(ご質問者様)や未来のお子様に、マイホーム取得を通じて、幸せになってほしいという強い想いがあり、また、ハウスメーカーの建物であれば、各種災害(地震等)などでも、ご家族が安心して暮らせるというお考えがあるかと思います。
この点につきましては、建売住宅であっても、ハウスメーカーの建物と比べて、遜色ないことをご質問者様側から提案できれば、解決の糸口が見つかるのではないかと存じます。
具体的には、実際の建売住宅の現場を、一つ一つ回って見ていくなどして、建売住宅のイメージを変えていくことができれば、ご主人様のお考えはいずれ変わっていくのではないかと思われます。
補足
【総括】
以前にも、別の方のご質問(http://profile.allabout.co.jp/ask/q-120762/)で、回答させていたただきましたが、男の人は、とかく一直線に進みやすく、考えを曲げす、突っ走ってしまう生き物です。
ハウスメーカーと建売住宅の比較で考えてしまいますと、ご主人様としては、ますます、頑なにハウスメーカーの主張を押し通す可能性が高いでしょう。
ですので…
奥様側としましては、冷静かつ優しい対応をもちまして、将来的に、お金をかけたいこと(※具体的かつ分かりやすい形で…。)を優しく説明し、上述のように、建売住宅を一つ一つ見て回っていくなどすれば、ご主人様のお考えを変えていけるのではないかと私は思います。
今すぐ焦って、購入をする必要はありませんので…
購入計画の一環(前段階)として、ぜひ戦略的に、ご主人様のお考えを変えていっていただけばと思います。
(※ハウスメーカーVS建売住宅で、言いたい放題、言い合ってやってみるのも、一つの方策かとも…。もちろん、夫婦の亀裂が入らない程度に…ですが。)
回答になりましたでしょうか?
不動産コンサルタント藤原鉄平
任意売却|初めてのご相談は ⇒ http://fireworkers.jp/
(現在のポイント:2pt)
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