対象:家計・ライフプラン
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返済額軽減型という選択肢も
たなぼた様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、もし、1200万円全額を期間短縮型の繰上げ返済に充てれば、700万円程度の利息が浮いても不思議ではありません。
ですが、12年以上も先の700万円欲しさに、その12年の間に、やりたいことを我慢したり、お子さんに十分な教育を受けさせられなくなってしまったら、本末転倒です。
考えていただきたいのは、「お金」が目的化していないか、ということです。
なお、ファイナンシャル・プランニングの基本は、まず、ご家族の夢・目標の実現を考え、その手段として、「お金」を捉えることです。
「お金」というのは、本当に使いたい時期に、手元にあってこそ、価値のあるものです。
この場合、「お金」は、手段であって、目的ではありません。
そういう意味では、期間短縮型ではなく、返済額軽減型の繰上げ返済も、ひとつのアイデアとしてはあると思います。
返済額軽減型は、期間短縮型よりも、シミュレーション上の浮く利息は、少なくなりますが、繰上げ返済の効果が、12年以上も先ではなく、すぐに実感できるという特長があります。
いずれにしても、極端なことはせず、必要に応じて、特定の金融機関との雇用関係のない独立系ファイナンシャル・プランナーなどのサポートも受けながら、具体的なライフプランシミュレーションを実施した上で、慎重にご検討されることをおすすめします。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
夫34歳、私は29歳で現在妊娠9か月です。
これまで共働きでコツコツ貯めた貯金が1200万ほどあります。
これを家のローンの繰り上げ返済に充てるか、これから生まれてくる子供の為にそのま… [続きを読む]
たなぼたさん (東京都/29歳/女性)
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