対象:投資相談
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10年以上運用できる場合は・・・
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こぶまま様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
やはり、個人向け国債にされたのですね。
個人向け10年変動の基準金利・適用利率は、仰る通り、23回の国債に比べるとかなり下がってしまいましたが、その理由は、長期金利が下がってしまったからです。
基準金利は、10年固定利付国債の実勢金利となっており、適用利率は、そこから0.8%を差し引かれます。
ただし、適用利率は、半年ごとに変わりますので、また長期金利が上がれば、半年後の適用利率も上がることになります。
「専門家の方から見て今回の国債はどのように思われますか?」については、個人向け国債は、元本保証の金融商品ですし、私は、定期預金と同じような位置付けで考えています。
それなりに資金があり、元本保証が希望であれば、ひとつの選択肢として、個人向け国債をご案内することもあります。
例えば、1000万円を運用する方であれば、年0.2%の差でも年2万円、5年で約10万円の差になりますので。
※但し、個人向け国債の中途換金はペナルティあり
なお、10年以上運用できる資金については、格付けの高い外国債券による運用をご案内する場合などもあります。一般的に、外国債券は、国内債券よりも金利が高いので、多少、為替でマイナスになったとしても、金利差で埋められますので、10年以上あれば、国内債券による運用を上回る可能性が高いと考えられるからです。
例えば、100万円を年3%で複利運用できたとしたら、10年後には、約134万円になります。年1%だと約110万円、その差は、約24万円です。
※税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利回りは一定と仮定
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
補足
こぶまま様へ
追記拝見しました。
運用プランの件、率直に申しますと、「典型的な昔のやり方」という感想です。
運用は難しいし成功するとは限らないとのことですが、年0.45%〜年1.2%位では、物価の上昇や経済成長を考慮すると、実質的に資産が目減りしているということに気付かなければなりません。
ちなみに、10年程度の運用期間を取れるのであれば、長期分散投資というやり方がおすすめです。
このやり方では、世界中の株式や債券などの資産に分散投資をしますので、それほど急激に増えたり、減ったりはしませんが、のらりくらりと、上がったり、下がったりしながら、資産は殖えていく可能性が高いです。
しっかりと勉強していけば、10年程度の間に、昔のような年5%程度のペースで殖やしていくことは、過去の経験則や投資理論からは、それほど難しくはないと考えられています。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
こぶまま さん
森本直人さま
お返事ありがとうございました。お返事が遅くなってすみません。
現在の私の状況は追記に書きました。アドバイス頂けると嬉しいです。
国債に決めたというより、夏の国債は間にあわなかったので、9月3日を楽しみにしていたところ、ガクっと減ってしまい、いいのか悪いのかわからなくなってしまいました。かといって他にこれという事も決まっていないので、このままずっと貯蓄預金に置くとなると、普通預金に大金を預けっぱなしにしていたこの数年と同じになってしまうので焦っているところです。
他の方のコメントにもかきましたが、現在の貯金の10分の1ですし、年間貯金できる金額と同じなので一回買ってみるというのもいいかもとは考えています。金額をいくらにするかなどは検討したいと思っています。あるじゃんも7,8月に購入して読んではいるのですが、あたまになかなか入ってきません。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
こんにちは。
夏に、国債について色々教えて頂いたものです。
証券会社に国債を購入する為口座開設の手続きはとったのですが、思ったより時間がかかり残念ながら夏の国債を購入するのに間にあいませんで… [続きを読む]
こぶままさん (徳島県/47歳/女性)
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