対象:住宅設計・構造
鈴木 克彦
建築家
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らせん階段
らせん階段も、十分検討に値すると思います。
らせん階段の種類は、鉄・アルミ・木等の素材があります。
基本的には1坪の設置スペースで取り付けられるものが多いので、通常の周り階段と同じ間取りが可能です。
アルミがコストパフォーマンスに優れていると思いますが、やや華奢で、音や振動に神経質な方は鉄の方が良いと思います。
木製のらせん階段は、建築基準法上、階段に必要とされる踏み面の面積が取れない場合もあるので注意が必要です。
らせん階段の利点は、その部分が吹き抜けになるので、上下階を空間的につなぐオブジェとしての役割を果たすことが出来る点です。
上り下りがお年寄りや小さな子どもには危険では?
と思うのですが、実際に設置した方に伺うと、
「遊びに来たおばあちゃんが、掴まるところがいっぱいあって結構登りやすいと言ってました。」
と仰ったのは、私も想定外でした。
その他、設計上の配慮として、上下階が繋がるので、断熱性を良くしてあげないと、冷暖房が効かず、酷い目に遭いますので注意が必要ですね。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
階段のかたちそのものに、とても興味があります。
デザインが美しい、「魅せる」階段の実例があれば教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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