対象:住宅設計・構造
回答:13件
親と子の距離感
design studio bAOBabの鈴木です。
子供部屋の有無はやはり、どう子供を育てて行くかということがカギになるのではないでしょうか。親と子の距離感をしっかりと作ることで個室として本当に子供部屋が必要なのか、どうかを考えていくのが良いと考えます。
実際に子供たちと一緒に家で過ごす時間を考えると長くありません。家を新築する際はご夫婦中心に過ごしやすい家を考えられた方が良いと思います。ただお子様が成人して家を出られたあとでいつでも帰って来られる居場所を作っておいてあげられる様に記憶の場所があるというのも大切かと思います。
家でどういう時間を過ごしていこうと考えるのか、少し整理しながら住まいを考えた上で子供部屋のあり方を再度検討してみるのも良いと思います。
ご参考いただければ幸いです。
回答専門家
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建築と児童福祉
建築的なゾーニングで考えると、家族が集まるリビングをメインとし勉強スペースや衣類などの収納に寝るスペースなど場所が存在すれば、「個人の部屋」としてではなく「行動に伴う部屋・場所」として設計することは可能です。
しかし、児童福祉の面から考えると、「自立」の意味で子供部屋での成長は大切に思えます。
子供が幼児から小学校低学年までは親と一緒に過ごす時間を大切にし、何でも話せる親子のきずなを育てておくことが大切です。
小学校高学年から高校までは、自我が目覚め思春期を迎える時期ですので、個人の尊重(プライバシーの確保)を保ってあげないと家での居場所をなくし、外出が多くなる事例も多々あります。
「見守り」を「干渉」と履き違えると子供は精神的に追い詰められてしまうので注意が必要です。(教育論になってしまいますが・・)
親が子供の気持ちや行動を理解できないため、親の目が行き届くように子供部屋を排除することだけは避けたいところです。。
反抗期や親を避ける時期はだれにでもあると思いますし、時期が過ぎればまた仲良くなるものなので、子供部屋を設置するならば「気配を感じられる場所」にすることをオススメいたします。
ライフスタイルの変化により子供部屋の間仕切りが大工事を必要とせず外せるように出来ればなお良いかと思います。
ご参考まで
やすらぎ介護福祉設計 斉藤進一
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
子ども部屋の捉え方を明確に
最近何かと話題になっている子供部屋ですが、お薦めするのが「子ども部屋を居室にするのか?それとも寝室にするのか?」を明確にすることですね。
もともと子ども部屋の概念は1950年代にアメリカから輸入されたもので、当初は「寝室」として使われていました。もともとアメリカでも子ども部屋は寝室として使われています。
詳しくはこのALL ABOUTの私のコラムにもたくさん書いていますのでそちらを読んでください。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
リビングから子供部屋へ
サカイデザインネットワークの酒井です。
幼児期のお子さんの場合は「個室」としての子供部屋ではなくても、リビングの一角に遊べるスペースがあればよいと思いますが、学校に通うようになると勉強部屋というよりは、子供でも「自分の持ち物」ができ、その収納場所とベットルームとしての個室は必要になると思います。 広さは4畳半から5畳でもよいと思います。 そして、家族と顔をあわせるリビングルームから移動できる部屋がベターです。
添付写真の事例はどちらも5畳ほどのコンパクトな部屋ですが、デスクや本棚とベッド(シングル)を連続させるレイアウトとし、限られたスペースに無駄ができないように計画しています。 家具の高さはデスクの高さ(70センチ)に統一させることが狭さを感じさせないポイントです。
回答専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
酒井 正人が提供する商品・サービス
新築・リノベーション・インテリアなど自分らしい住まいづくりをするために考えます
志田 茂
建築家
9
ぎりぎりまで無くても・・・
志田茂建築設計事務所 志田です。
まずは事例から
こちら
小学生の男の子ふたりのご家族の家です。
2世帯住宅3階建て・・・1:階親世帯 2階:子世帯リビング・キッチン・風呂等 3階:夫婦寝室・子供部屋・トイレ ・・・という家です。
子供部屋は、6帖弱を半分にしていますが、仕切りとして引き戸を入れていますので、今のところオープンな状態で使われていると思います。
2階のリビングにも作り付の机がありますので、最初は自分達の部屋では勉強はしないで2階でするだろう、とご夫婦とも話していたのですが、、最近は、自分の部屋でもしているとの事です。でも、かといって、部屋に籠る状態でもなく、、、2階3階と別れてしまうのは面積の問題でしょうがないのですが、基本的にオープンな作りを意識していますし、また、そうゆうご家族でもあるから、、、成立しています。
私は、基本的には、子供が個室を必要とするぎりぎりの歳まで、個室は必要ない、と考えます。それよりも、家族が集まる大きなテーブルや、好きな事できる「コーナー」を作り、みんなが自由に使い、そしてなんとなく集まっている状態にできたらいいな、と思います。小さいうちは、友達を呼ぶために個室が欲しいようなもので、実質、個室で勉強などする事はないようです。「自分のスペース」があればいい、と考えます。
子供が小さいうちには、多目的スペースであり、大きくなったら区切って個室化し、将来子供たちが家を出れば、ご夫婦のそれぞれ自由にできるスペースになる、と、その時々で変われる部屋(スペース)があればいいのです。
補足
また、あるマンションのリフォームでは、「家をリビングと寝室の2極化」というコンセプトで作り変えました。
リビングには、家族4人分の作り付けの机があり、キッチンがあり、そこで、勉強も仕事も趣味も料理も食事も、、普段の生活全部が行われます。家族がお互いに尊重しながらも、「いつもいっしょ」を実現したかったのです。ほぼそれはできていましたが、当時小学生だった子も中学生ともなった今、子供の寝室(2段ベット+小さな机)の作り付け机で勉強したがるようです。それでもダメなら図書館にでもいけばいい、というご夫婦の考えです。
その家は・・・こちら
子供部屋を最初から個室化したいかどうかは、ご夫婦(親)の考え方です。
人間関係がうまくできない今の時代にあって、家族の中でもまれるのはいい訓練でもある、と私は考えます。できるだけ個室化せず、家族がお互いに想いやる事ができる、いや、そうしないと成立しない家、も、ありだと思います。
家を建てる時に、多くの方が、子供部屋が何帖いるとか考えますが、、、それよりも、まず、「自分達家族はどうありたいのか」それを考える事が、本当は大切なんです。「将来作るのが大変だから、今、子供部屋を作っておこう」と考える前に、真剣に、子供と、家族と向い合う事を、意識してください。
野平 史彦
建築家
6
子供部屋なんかいらない!
(丁度、私が主催する船橋建築塾の最近のテーマですので、簡単にお話させて頂きます。)
日本人の住宅取得の主な動機が、学齢期の子供に個室を与えるため、と言われます。親が子供の頃、自分の部屋を持てなかったから、せめて自分の子供には個室を持たせて上げたい、という親心なのかもしれませんが、日本の歴史の中で「子供部屋」という世界的に見ても珍しい言葉が生まれたのはつい最近の事です。
日本独特の「子供部屋」の特徴は、その部屋を所有する子供以外、親でも勝手に立ち入る事ができない治外法権の場である、ということです。
子供を叱る、というのは実にエネルギーのいることで、子供がぐずると欲しがるものは何でも買い与え、子供のご機嫌を取っている方が、親としてはずっと楽ですから、「子供部屋」を与えてしまった方が、親としてもずっと気楽なことだと言えます。
今はネット時代、携帯時代ですから、部屋に籠っていても世界中のあらゆる情報を入手することができます。しかし、そこには''本来のコミュニケーション''はもはやないのではないかと思います。
''本来のコニュニケーションとは、人と人が目を合わせて会話すること''です。
子供を育てることの意味を「自分の力で生きてゆく力を身につけさせてあげること」であると仮定すれば、家というのは、子供達に本来のコミュニケーションを学ばせる装置でなければなりません。
そう考えれば、「子供部屋」という言葉はナンセンスで、そのような部屋はいらない、と言ってもいいでしょう。
補足
一般に「子供部屋」と呼ばれる部屋にはベッドと机があります。即ち、寝室であり、勉強部屋であるということです。しかし、寝室と勉強部屋が一緒である必要はありません。この2つの機能を分ければ、寝室は例えば寝台列車のようなスペースでも構わない。
勉強部屋は部屋である必要は無い。広いリビングを家具で仕切ってコーナーを造ればそれでいい。廻りがうるさくて勉強ができない、などと文句が出る様ではまだ集中力が足りないし、社会に出て静寂な個室で仕事をさせてくれるところなどありはしない。''子供は大いにノイズのある環境で育てた方がいい''。
子供はあっという間に成長し、家を出る。子供がいなくなれば、子供の勉強コーナーは必要なくなるから、リビングは広々して趣味のスペースになるし、親の老後は、そこは介護ベッドなどのスペースとなる。(例えばの話し)
とっても極論ですが、ご参考まで。
(じきにコラムで「子供部屋なんかいらない!」シリーズを掲載させて頂きます。)
本田 明
工務店
1
土地の安い田舎に住んでいる生活者として、一言
質問への回答は、野平さんのお答えで必要十分かと・・・
ただ、土地の安い田舎に住んでいる生活者として、一言。
私事に渉りますが、父母ふたり暮らしの今の家に、
息子である私達夫婦が住むようになったのは10年前のことです。
当初は7人家族でした。
父が亡くなり、数年前までは母+夫婦+子ども3人の6人家族。
しかし、長男は一昨年から大学近くへ下宿、母は、長期入院
長女は、遠隔地就職のため最近家を出てゆきました。
もう、あっという間に3人家族、もしかすると
再来年の春には、次女も高校を卒業し、家を出て2人の家族になるかもしれません。
家という器は、そんなに簡単に大きくなったり小さくしたりすることは出来ませんが、
家族構成は、10年単位で激変します。
そして今、長男と長女のそれぞれの6帖の部屋は、
帰ってきたら寝れるようにそのままになっています。
時々、のぞいてみたりします。
そこに子どもはいませんが、その散らかしっぱなしのまま出て行った部屋を見て
その空間を眺めると「あと10年位は子供のためにも、もうひと頑張り」
という気に改めてなるものです。
新築の建物には、魂は宿っていませんが、年月が経つと
何だかそこに何がしかの思い入れが付いてしまい、
中々それを片付ける気にはなれません。
中村 雅子
建築家
-
子供部屋はLDKの近くに
こんにちは。タジェールの中村です。
''子供部屋''。。。の期間は
小学生の高学年から高校生くらいまでの
''10年くらい''かと思います。
高校生を超えると立派な''大人部屋=個室''ですね。
その時代の部屋は図面のように
家族が集まるLDKの近くです。
図面では判りにくいですが、キッチンに立っていると
子供部屋まで視線が届く設計になってます。
''気配がわかる安心=親''
''守られている安心=子''
写真は子供部屋の内部
''扉もなく、壁全面コルクで天井も木チップ''なので
自由に使えます。
それと''勉強する場所''=LDKの近く
と
''寝る場所''=落ち着く空間
を分けるとより良いと思います。
栗原 守
建築家
3
ファミリールームという選択肢もあります。
光設計の栗原です。
そもそも、子供室なんていらないのではないでしょうか。子供に必要なのは勉強部屋、それも勉強に集中できるように最低限の広さ、3畳〜4畳もあれば十分なのではと思います。位置は、頭寒足熱を考慮するなら北側がベストです。机と本棚とベッドと洋服収納を入れたらもう満杯。勉強と寝るとき以外は使わない。そうした状況にしておけば、子供は自然に部屋を抜け出して、勉強の気分転換に家族のいる居間にやってきます。ただし、この場合の居間は目一杯ひろくて、天井が高かったり、中庭があったり、大きなテーブルがあったり、パソコンコーナーがあったりと、子供にとっても快適な空間でなければならない。家族みんなの集まる居間は少し贅沢をして、気持ちのよい楽しい空間にする。子供の勉強部屋は、勉強だけに集中できるように、最低限の広さで勉強最優先の環境にする。もちろん、テレビや電話はなしである。最近では写真のようにファミリールームというスペースを計画することが多くなっています。勉強室はそれぞれ4畳くらいのスペースしかないのだがそのかわり、廊下などにちょっと広い共有コーナーみたいな場所があります。このコーナーには作りつけの大きな机(3人くらい並んで座れるように長い)やパソコンのスペース、天井いっぱいの本棚や気持ちよく座れるゆったり椅子、インターネット用のLANコンセントなども用意します。このファミリールームを使うのは子供たちだけでなく、お父さんが書斎かわりに使う場合もあります。家族のメモを貼るボードなどもあります。こうなると、住まいの中の情報センターのようなものであり、家族の工夫しだいでいろいろな楽しみ方ができる空間になります。子供室という形にこだわらなければファミリールームという楽しい選択枝もあります。
宮原 謙治
工務店
3
子供は家の宝です!
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
住宅は、自然環境と社会環境の凝縮された生活環境・家庭環境・居住環境です。その最も身近で直接肌に触れる住まいの環境の正しいあり方を知ることがまず大切です。
『子供は家の宝です!』が、一歩躾を間違えると、親子の間には深い亀裂が走り、まるで敵同士のようなような関係にもなりかねません。
私たちが新聞やテレビなどを通して知る事件は、まさに氷山の一角であり、多くの親たちが子供の親不孝に泣いています。そのためには、住まいが子供に与える影響を十分に知ることが大切です。
子供部屋は、子供が寝る場所と勉強する場所を兼ねています。
小学生の高学年から中学生の時期になると、子供は自己意識を強め、自らの判断で物事を決めようとします。つまり個性がハッキリしてくると、自分だけのプライバシーが守れる部屋を要求するようになります。この時期が、子供部屋を与える時期となるのですが、子供の性格に合わせて、冷静に、客観的に決めるべきです。
子供の言いなりにならず、強い信念・素直な心・反省と感謝のできる子供に育つ環境づくりをすることです。
子供部屋は、広からず、明るからず、暖かかからずが基本的な条件です。
広いことのメリツトとデメリツト、明るいことのメリツトとデメリツト、暖かいことのメリツトとデメリツトをリスト化してみると子供部屋の環境が見えてきます。
広さは、4,5帖で十分であり、収納を考えて上げることです。
子供部屋のつくり方は、ホーミースタディグループ(HSG)のホーミー教室で勉強することが出来ますので、どうぞお気軽に声を掛けて下さい。
ホーミー教室:http://www.kirishima-j.co.jp/homy/study.html
横山 彰人
建築家
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子供部屋について
子供部屋をどんな形でいつ与えたら良いのか、悩んでいるお母さんは多く、私の講演でもいつも質問が出ます。
一番多い質問は子供に個室を与えた得たのに、リビングでばかり勉強すると言う事や、反対に個室から出てこなく家族の団らんに参加しなくなったと言う悩みなどさまざまです。
私は子供の成長には限りなく親子のコミニケーションが大切で、かつ子供にとって家中が遊び場であり、家中が勉強部屋と言う考え方が良いように思います。
個室は前思春期までは必要ではなく、与えるとしても最小面積で良いと思いますし、個室に入っても家族の気配が分かるような作りが良いと思います。
12月発売の雑誌 クロワッサン(マガジンハウス出版) には私が設計した住宅で子供の部屋とリビングルームのあり方について、写真と文章が掲載される予定ですので、参考にしてください。
分からないところがあれば、お気軽にご連絡下さい。 横山彰人
青木 恵美子
建築家
2
今更ですが、私の考えを。。。
AA+i.styleの青木恵美子です。
多くの建築家の方がお答えしているので控えておりましたが、やはり答えさせて下さい!
私は現在28歳の息子と26歳の娘がおります。設計という仕事しながら子供を育て(今は当たり前ですが、社会制度が整備されていなかった時代の子育ては大変でした!)今は成人しております。その男女の子育ての結果があっての意見とお受け取りください。
皆さんの意見を拝読していますと、「子ども部屋」の要、不要論の意見から、自立への架け橋になる空間である、親の気配が感じる空間としてあるべきだ。。と色々の意見が展開されていますね。
「子ども部屋」という名称の問題と言う意見もあります。
「子ども部屋」論は昔から展開されています。
「子ども部屋」はこうあるべきだ! という定義的な事を考えることが最も危険な事だと私は思います。十人十色というように、10家族いれば10通りの家族関係がありますから、まずはどのように子供を育てたいか。。。が基本だと思います。
「子ども部屋」はこうするといい! ということでなく、どのように子供を育てたいか! という親のイメージが大切だと思います。
子供の個性も尊重しながら、親のイメージで部屋の空間形成を考えるべきだと思います。
子供を自由奔放に育てたいか?
ある程度 社会のレールに乗れる人生を求めるか。。。。
定義はありません!
どのような家族で、どのような生活、人生を送りたいか。。のイメージを持つ事が大切だ! と老婆心ながら思います。
因に我が家の娘は小学校卒業後中学から単身英国留学させました。とても少ない時間しか彼女と私は生活していません。でも、確実に彼女には私の考えが伝わっていると思います。
話がどんどん拡大しておりましてすみません。。。
子育てについてコラム で書いておりますので、ご参考になりましたら幸いです。
森岡 篤
建築家
1
まず、子供の躾、親のイメージ
パルティータ建築工房の森岡です。
子供部屋の目的とは、子供が健全に成長することに尽きるでしょう。
そのためには、親と子供のコミュニケーションを絶やさないことが大切です。
親子のコミュニケーションのために、家を、子供部屋をどのような作り、構造にするか、ということになります。
一般的には、今までの孤立型の子供部屋から、幼少時はできるだけ家族と過ごし、子供部屋はできるだけ家族の集まるところから気配を感じるような関係にするのは、良い方向といえるでしょう。
しかし、このような構造にすれば、必ず子供が健全に育つ、というわけではありません。
重要なのは、あくまで「親子のコミュニケーション」であり、子供の躾です。
そのために、どのような子供室の位置付けがふさわしいか、という順で決まってくるものだと思います。
上の例と違う作り方で、立派に育った子供はたくさんいます。
建主の方が、幼少から成人になるまで、子育てをイメージし、建築家に情報を提供してもらい、話し合いながら決めていくのが良いと考えます。
もう一つ、考えておかないといけないのは、ライフスタイルが多様化し、結婚しない若者が増えていることです。
成人したら、独立して家から出る、と決めることも一つの方法ですが、家に居続ける場合、小面積の子供部屋と別の場所が必要になることがある(二世帯とも違う)可能性も考えておく必要があります。
(現在のポイント:10pt)
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