対象:ビジネススキル
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松岡 利恵子
研修講師
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緊張をプラスの要素にするプレゼンテーション
プレゼンに関わらず人の前で話をする際に、緊張をほぐしたいという悩みをよく伺います。
緊張自体は良いパフォーマンスをするために重要であると一流アスリートや話し手もおっしゃっていますが、ご相談者様の仰る通り「過度の」緊張はマイナスになりますね。
「過度な」緊張=あがりです。あがりは確かに良くないですが、緊張は集中に必須なものです。
緊張がいけない、緊張してしまうので悩む…
まずはその考えを改め、緊張はしてもいいのだと前向きにとらえることがスタート。
大物芸能人でも実は非常に緊張をされる方も多いのです。
例えば和田アキ子さんは歌う前は緊張で帰りたいと思うこともあるそうです。
あの明石家さんまさんも、緊張しないお笑い芸人は大成しないとおっしゃっていました。
こうして考えると、緊張はしてもいいレベルではなくて、一流になるには必要なマインドとも言えるかもしれません。
では「あがり」にしないためにどうするべきかですね。
まずあがりは、突然の指名より順番を待っている段階の方が強く出ると言われています。
ということは予想されていることへの条件恐怖の神経が作用します。予想するということは過去の記憶ですよね。
「自分は前のプレゼンでもあがってしまった」「今回時間がなくて準備ができていない」という不安要素を抱えていることもあがりの原因になります。
あがりを防ぐ4つのポイントをお伝えします。
1.資料に頼らず事前リハーサルを万全にする。資料さえ作ればそれを読むというプレゼンをよく見かけます。資料は見なくてもすべて頭に入っている。その状態で初めてアドリブも活きてきますし、資料とトークの両立ができます。
2.良い声は突然出ないので、本番の日は朝からいつも以上に挨拶などを元気よく行い、声を出せる環境作りを。
3.人前に立った際には早速話さずに、まずは会場内全員をぐるりと見回してから始めます。
アイコンタクトを交わすと人は心理的に好意的に受け止めようとする意識が働きます。コミュニケーションを深めるために行います。
4.最初の第一声は元気よく聴き手を見て発します。
第一声より声が大きく明るくなるということは稀です。第一声がその話の印象を決めると大切に意識しましょう。
緊張を味方につけて集中力のあるベストプレゼンテーターになりましょう。
(現在のポイント:12pt)
この回答の相談
来月、社内で大事なプレゼンがあるのですが、緊張しやすい性格なので、うまく話せるかとても不安です。過度の緊張をせずに、プレゼンをやりぬく方法があったら、ぜひ教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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