回答させていただきます。

はじめまして。
不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。

まず、178様が電柱の位置を気にかけていたことを知りながら、電柱の設置位置が確定する前の段階で、
電柱の位置について『数メートルあいています。』『すぐ電柱ということはありません。』などという不確定な情報を流したうえで契約するのは、
問題があります。

一方、建物近くに電柱が設置されることは織り込み済みの話であり、
178様から電柱と建物の距離について具体的な要望が無かったということであれば、
近い遠いは個々の判断によるということを主張される可能性もあります。

ご質問である

＞嘘の説明（記載は無く口頭のみ）により私が損失を受けることは納得できません。
手付金と仲介手数料の返還もしくは慰謝料を請求するにはどうしたら良いでしょうか？

についてですが、
請求するためには、請求できる根拠となるうその説明を受けた事実の有無と、
それにより、178様がどのような損失を受けたのか？ということが焦点になるかと思います。

不動産営業もしくは売主とのやりとりの中で、電柱の位置について178様とのやりとりの証拠となるものがあれば、
何かしらの交渉も可能かと思いますが、口頭でのやり取りのみでは「言った」、「言わない」の話になってしまうことが往々にしてあります。

ご質問の文面からでは、手付金と仲介手数料の全額返還は難しく感じますが、不動産営業と売主が電柱の位置について、
説明に誠意を尽くしたか？　契約に際して、178様が充分に納得できる説明があったのか？　については、いささか疑問に感じます。

当事者間でのお話しでは、なかなか解決は難しいと思われますので、まずは、役所の不動産相談窓口にお話されてはいかがでしょうか？

東京都では、東京都都市整備局に不動産相談窓口があります。
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/300soudan.htm

今回の経緯をお話しされれば、今後の方向性などについてアドバイスがあるかもしれません。

178様の希望する方向に進むかどうかはわかりませんが、気持ちを整理するためにも、ご相談されることをおススメします。

以上、ご参考になりましたでしょうか。

アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/　 藤森哲也