対象:インプラント・歯科口腔外科
顎関節症で手術対象になるケースは少ないと思います。
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初めまして。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
一口に顎関節症と言っても、学会の分類では大きく5つのタイプに分類され、顎(アゴ)を動かす筋肉の症状を主体とするもの、顎関節を構成する骨の変形が原因のもの、関節内の関節円板と呼ばれる靭帯のような組織のズレや炎症によるものなど、ケースによって色々です。また、これらの合併型もございます。したがって治療法もケースバイケースです。
質問者様のような口が開かなくなるタイプは、専門的には「クローズドロック」と呼ばれている症状だと推測いたしますが、まずは大学病院でよく調べてもらってください。
ちなみにレントゲン写真で分かることは骨の変形の有無だけでして、「骨の変形がある」=「慢性的に骨を変形させるような負担が加わっている」ということなので、原因は生活習慣や噛み合わせ、歯軋り・食いしばりなど、日常的なものが関連している可能性が高いと思います。ということは、簡単に申し上げれば「原因がはっきりしていて、それを排除できないとすっきりと完治しにくい」ということです。そう言う理由で専門医療機関に紹介されたのではないかと思います。
また、よほどの場合や特殊な症例でなければ、すぐに手術対応にはならないと思いますのでご安心ください。理由は生活習慣などが原因であれば、手術してもまた同じような不具合を生じてしまう=後戻りの心配もありますので、通常はまず検査をして現状分析、症状を和らげるお薬、マウスピースなど保存的な治療、パンピングと呼ばれる関節のストレッチのような処置などで様子を見て行くのが一般的なアプローチです。
まずは早めに受診していただき、よく調べてもらうことが肝要ですから、話はそれからだと思いますよ。お大事になさいませ。
お口の総合クリニック(歯科/口腔外科) JR常磐線荒川沖駅東口より徒歩5分
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評価・お礼
ぱるる0707 さん
2014/01/24 18:29
ご回答ありがとうございました。
本日医科歯科大に行きみてもらいました。
結果、私は関節間円盤がズレてる為に口があかなくなっているとの事でした。
なので、治療法は自分で口をどんどん開けていくことと、ストレスをためない事の様です。骨の問題は、再度レントゲンをとり問題無いとの事でした。
前もってのご回答がありましたので、不安を取り除いて受診する事ができました。
自分で開けない事には始まらないらしいので毎日少しずつ開ける努力をしていきます。
どうもありがとうございました!
回答専門家
- 飯田 裕
- ( 茨城県 / 歯科医師 )
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
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インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
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