対象:リフォーム・増改築
再建築不可の本来の意味として
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こんにちは、takamanさん。
さおとめあきこ総合研究所の早乙女です。
ご存知かもしれませんが、再建築が不可能な物件には、それなりの理由があります。
今回のケースは接道の問題なので、法令を遵守するのであれば、まず『接道するにはどうすればよいのか』を考えるのが先です。
行政は『万が一』に備えてルールを作っています。目先の便利さや個人の都合ではなく、社会全体が住み良い暮らしになるよう思案されているのです。
とはいえ、すでに建っている家を、すぐに改善させるわけには行かないので、法令を作った時点でとりあえず今の家をそのまま使っている場合は、仕方ないから待っている、でもなるべく早く現行の法令に従え、ということです。
確認申請が必要なスケルトンに拘らず、主要構造部はそのままに、それらを補強していくリフォーム、コンプライアンスを遵守しつつ現況を改善する構想をうまくマッチさせたプランニングをすることが必要なのではないでしょうか?
建て替えを考えるのであれば、接道が障害なら近隣に賃借あるいは売買で不足分を買い取るなどの方法にて道路を確保するなどの工夫でクリアできる場合もあります。
正確な解答には、接道の状況、および物件概要を把握する必要があり、さらに謄本、地積測量図などの閲覧が必要ですが、
とにかく『本来ならどうなっていなければならない場所なのか?』
を把握すべきです。
結論ですが、?主要構造部等法令で定めらている部位をいじるかによる?必要?不可能?エリアによる?主要構造部他法令で定められた部位を交わしたプランニングをする
です。
確認申請や行政に相談する以前に不動産の話と思われたため、当該立地に興味を持ち、回答させて頂きました。
なお、回答はあくまでも上記質問内容から推測できる範囲でとなりますので、ご了承ください。
評価・お礼
takaman さん
ご回答ありがとうございました。
当方の質問に対し明確に回答いただき参考になりました。
他の専門家の方からのご回答も含め、もう少し自分でも勉強してみたいと思います。
回答専門家
- 早乙女明子
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- さおとめあきこ総合研究所 所長
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この回答の相談
相続で私の所有となった戸建て物件が接道していないことによる建築不可物件となっており、その活用方法について頭を悩ませています。適当な工務店を見つけてお願いすれば内緒で新築同様… [続きを読む]
takamanさん (茨城県/32歳/男性)
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