住宅ローンの本審査について

ｍａｓｔａｋｉｌｌａさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『そのような税の滞納問題で、本審査が否決になる確率は高いのでしょうか？』につきまして、住宅ローンの審査では、収入は勿論のこと、勤務先の経営状況なども調べられますし、既に同意書にサインをしていると思われますが、ｍａｓｔａｋｉｌｌａさんの個人の信用情報も調べられることになります。

ですからクレジットやキャッシングのことも、また、市民税の分納に関しても、当然にローンを申し込んでいる金融機関でも把握することになります。

この場合、住宅ローンの返済額に現在返済しているクレジットやキャッシング分、更に市民税分も含めて返済していくことができるかどうかを審査することになりますので、住宅ローン審査を少しでも有利にしていただくためにも、クレジットやキャッシング分、市民税につきましては、審査前に完済していただくことをお勧めします。

尚、ご記入されている年収の場合、税込みの年収に占める住宅ローンの負担割合として、３０％ほどに収まっていれば大丈夫だと思われますので、クレジットやキャッシングの借入残高次第とはなりますが、滞納などがなければローン審査には何とか通るように思われます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄