対象:お金と資産の運用
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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投資に関する質問につきまして
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企業に属する社員の方でも、資格としてFPを保有していれば、名刺にFPと記載したり、FPと名乗ったりする方がいます。
これらの方を企業系FPと呼びます。
一方企業に属していないFPを一般的には独立系FPと呼びます。
IFAとは、金融機関での役職名とでも考えてよいと思います。
例えば、FPが金融機関と契約している場合や、歩合制で金融機関と契約している営業員等は、
金融機関における役職名をIFA(独立したファイナンシャルアドバイザー)と呼ばれることがあります。
ここでは、独立系FPを前提として記載します。
独立系FPのメリットは、企業に属していなことから中立・公正なアドバイスを受けられることと一般的には考えられています。
その傾向が無いとはいいませんが、販売手数料がFPの大きな収益源であるため、セールス色が強くなってしまう方もいるでしょう。
FPから、中立・公平なアドバイスを受けられるかは、残念ながらその人次第ということになります。
また、FPはカバーする範囲が広いことから、資産運用に関する知識の深さは、やはりその人次第です。
FPと名乗っていても、正しくない理論を話す人が多いのも事実です。
結論をいうと、本当に信頼できるFPを、コストがかかっても探すことが重要です。
金融機関に支払う手数料や、今後のリスク管理などを考えれば、費用対効果で十分メリットがあるでしょう。
金融機関でも、営業員には販売目標があったり、手数料収入が営業員の成績に影響したりするということを頭にいれて相談されてください。
営業員も金融商品販売に関する専門家ですから、一般の方以上の知識を持っているので、それなりに納得して買わされてしまう可能性があるので注意が必要です。
しかし、個別の商品に関する知識はFP以上ですので、事前に尋ねたい商品が決まっている場合は相談するメリットがたいへん大きいと思います。
以上、FPと金融機関の営業員の両者について書きましたが、どちらにおいても大事なことは、自分で理解し、納得した商品のみを買付けることです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
crispy nuts さん
2010/10/15 22:52
山田様
早速のアドバイスを頂き、どうもありがとうございました。お返事が遅くなりました点、申し訳ありません。
FPの方と、金融機関の営業員の方のそれぞれにつきご説明頂き、参考になりました。まずは自分の中で興味のある金融商品が少しずつ決まってきましたので、それについて、金融機関に話を聞きに行こうかと思っています。ご指摘のとおり、自分の頭で理解することが一番大切ですよね。
アドバイス頂き、どうもありがとうございました。
山田 聡
2010/10/16 09:07
ご評価ありがとうございます。
商品内容が複雑化していく中、ともすれば販売側が優位な状況となってしまいます。
商品に対する現在の人気や、推奨に惑わされず、自分自身で理解・納得できる商品のみ
買い付けるという、シンプルな姿勢が基本原則です。
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