対象:生命保険・医療保険
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 9件
前野 稔
ファイナンシャルプランナー
-
資産運用商品として考えましょう。
- (
- 5.0
- )
こんにちは polopoloさん。
ファイナンシャルプランナーの前野です。
ドル建ての保険商品は円建てよりも予定利率が高くなっていますので、保険料も安く、お得な保険です。
円とドルの予定利率の差が大きいですので、保険を長期で継続すれば、金利差のメリットで、為替リスクのデメリットはほとんどなくなります。
こういった点で、円以外での高金利通貨での分散投資という非常にメリットのある金融商品です。
リスクについては、2つあります。
1つめは、今後の金利動向です。
ドル建て保険、積立利率変動型一時払い終身保険ともにいったん加入すると、保険期間は長期になります。今後金利が上昇すると、有利な金融商品が出てきます。資産(保険の貯蓄部分)を移転しようと思っても、解約することになり、解約ペナルティが発生します。
こまめに運用をするなら、保険よりも資産の移転しやすい金融商品を選んだほうがいいです。
2点目は、保険会社が破綻するリスクです。
保険会社が破綻した場合、それまで積み立てられていた保険の貯蓄部分は大きくカットされる可能性があります。いままでも日本の保険会社で破綻したケースがありますが、終身や養老などの貯蓄型の保険は6割以上カットされたケースもあります。
つまり、生命保険には元本保証がなく、最悪の場合は、支払った保険料の半分以下しか戻ってこないことがあるということです。
polopoloさんの参考になれば幸いです。
評価・お礼
polopolo さん
長期で加入すると、金利が上昇した時に動かせなくなり不利ですね。
会社破たん等、保険の保障も薄いことがわかりました。
ご回答いただきありがとうございました。
前野 稔
polopoloさんへ
このたびは高評価いただきありがとうございました。
資産運用には銀行のペイオフの範囲以外は、必ずリスクがついてきます。
ドルは、金利も高くなっていますし、為替リスクがあると言われますが、将来円安になればメリットがあります。
ドル建て保険での運用を全否定するわけではありませんので、リスク分散を考えた運用方法をとるようにしてください。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
生命保険を検討中ですが、
ドル建てにした方が掛け金にプラスされるものが大くなるようです。
死亡保障は途中解約はしないだろうと思います。
為替リスクの他にデメリットはあるのでしょうか?
… [続きを読む]
polopoloさん (東京都/34歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A