マイファンドレポート2012年12月末確定版。ベンチマーク・他ファンドとの比較を掲載しています - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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マイファンドレポート2012年12月末確定版。ベンチマーク・他ファンドとの比較を掲載しています

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資産運用の原則 資産配分(アセットアロケーション)

マイファンド12月の成績は単月度で4.4%の上昇、年初来で11.2%の上昇を得ました。3ヶ月来では6.6%です。
結果当年度の上昇を得て、設立来で-2.1%のところまで回復しています。

ベンチマークに対しては1ヶ月来で-2.5ポイント、1年来で-9.6ポイント負けています。本月よりベンチマークの設立来と比較しています。ベンチマークの設立来は2001年1月23日前後からです。私の設立はAファンドが1999年、Bファンドが2005年ですから、前月まで置いていた10年来より制度が上がると考えて入れ替えました。

☆他のファンドとの比較
2013年1月25日にモーニング・スターのファンド検索を使用してmyfundの成績と比較しました。
モーニングスターの検索にはファンド数は3,656件ありました。条件は運用が10年、償還までの期間が10年で抽出すると、国際ハイブリッド型は32本、国際株式型は98件です。無選択では751件です。ファンド全体の20.5%しか有りません。ちなみに5年間運用したファンドは10,45件で約28.6%しか有りません。長期運用を歌い物にする投資信託でこの事実は、大変残念なことです。

130125myfund他ファンド比較

数字は、myfundのリターンよりも高いファンド数です。
myfundの成果は現在のところ上位に上がってきません。
例えば1年来では、全体に対して2,776位、国際ハイブリッド@型では25位を意味します。


リーマンショックの2008年は年初来で-33.8%の下落し、元本割れで元本に対して-10.2%の含み損失を抱えました。その後、2009年は年初来で13.1%のプラス、翌2010年は年初来で-1.0%、一昨年の2011年は年初来で-9.9%の下落、
結局回復までに4年間も費やし、あと一息で元本割れからプラス圏に首を出しそうです。

雑駁に言えば、-13.1%から-2.1%ですので、4年間の伸長率は約12.7%という大きな収益率の改善がが必要となっていました。単純平均では年約3.2%伸長です。ただ、2013年も同じように成長できるのかは疑問です。米国の「財政の崖」、
ユーロ圏の財政問題、中国の景気停滞・バブル崩壊等々懸念事項は盛りだくさんです。また、日本でも、阿部政権は少し成長戦略が雑の様に感じています。参院選で失敗すると元の木阿弥にかる可能性も大きく、2013年は試練の年になりそうです。

当ファンド個別の銘柄で当月20%以上上昇したものは、東京電力57.3%、野村ホールディング47.9%、日本軽金属37.8%、森精機工業28.8%、NYSE EURONEXT35.9%等が有ります。
なお、円安の影響で、ユーロMMFが7.2%上昇いたしました。

下記は、米国、日本、英国の株価指数の1年間の推移です。2012年1月2日から年末までで、黄色が英国のFTSE100の軌跡、ブルーがTOPIXの軌跡、ライン色がNYダウの軌跡です。野田総理の解散発言からの1ヶ月半、日本の株価の伸びが如何に以上であったかが解ります。また、英国はこの一年冴えない動きでした。新年度に入っても危うい動きと思われます。、

日英米株価指数

10月末からの銘柄入れ替えは、良かったか悪かったかが解りません。この間に日本株の動きは速く、インデックスの変化率とMYfundの変化率では、日経平均が勝っています。あのまま、TOPIXに連動するETFを持ち続けたほうが。現時点では回復度が高かったと思われます。日経平均に連動するETFと、TOPIXに連動するETFの3分の1は売らずにいました。なお、毎月の積立でTOPIXに連動するインデックスファンドは購入を続けています。

myfund日経TOPIx変化率

※myfundは国内外の株式の比率が80%(国内35%+海外45%)としています。従って、主として株式の上昇に追随するハイブリットファンドとも言えます。2012年の軌跡を、TOPIXと米国のS&P500に連動するETFと比較しています。ただし、米国株は2013年1月2日の動きも入っています。

myfundtopixspy

myfundはワイン色です。黄色はTOPIXでワイン色は米国S&P500指数に連動するETFの動きです。図にありますように、小生のmyfundは11月後半から著しい伸びを示しています。既に前月ご報告した通り、中国と韓国の指数に連動するものから、インド、トルコ、メキシコ、マレーシア、インドネシアという親日国の指数に連動するETFへの乗り換えが良かった事と、国内の株式の入れ替え効果が出たことによります。

myfundtopixspy

各銘柄の成績等詳しい内容は下記にてご確認ください。
http://www.officemyfp.com/myfundreport-64.html

face book ページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しました。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.ne.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

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