学校・塾の授業が「わからない」「聞けない」人はどうしたらいいのか? - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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学校・塾の授業が「わからない」「聞けない」人はどうしたらいいのか?

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日本全国から、お電話、メール、知恵袋でのリクエストなど毎日何か相談がある日々ですが


一番多いのが


【学校の授業がわからない】


という相談です。



勉強方法、成績の悩みでも、元をたどると、ここに行き着く相談ばかりです。



結局、勉強や成績を左右する一番最初の分岐点は


【学校の授業がわかるのか、わからないのか】


ということなのでしょう。




では【学校の授業がわからない】という生徒の

主な原因を考えてみましょう。



原因1 聞かない (聞く意志が問題)


本人が授業を聞【か】ないという理由です。

聞【け】ないとは違います。

例えば、先生が嫌だったり、その教科が嫌だったり、授業で座っていられなかったり・・・といった

聞【か】ないという原因です。



原因2 聞けない (聞く能力が問題)


聞【か】ないとは違う点は、聞こうという意志はあるという点です。聞く気はあるけど、できない。

原因1とは解決法も大きく異なるので、ここの違いは重要です。学校の勉強においては、聞けないからといって、必ずしも点数が低いわけではありません。

この点は後から説明しますが、重要です!



原因3 先生がダメ (伝える側の問題)


学校(塾も)の授業は、常に他の先生や外部機関が見回っているわけでもなければ、チェックする人もいません。「教室王国」と言われるように、学校の先生の授業は、ときに王国のようになるときがあります。


1時間説教で終わること、プリントを渡して終わること、一気に数時間分進めること

こんなことがあっては、聞く意志があっても能力があっても通用しませんよね。



原因4 雰囲気がダメ (場の問題)


これは一部の荒れた中学や高校で多いことですが、本人が聞こうとしてもクラス全体がうるさくて聞こえないことや、先生も授業がしたいのに他の生徒の素行や雑談で進行しなかったりする原因です。




大きく4つが原因になります。

これを「生徒自身が」何が原因かわかっていれば、解決は早いです。


しかし、聞く能力がないのを自覚せずに

「学校の先生が悪い」「クラスでうるさい人がいる」と他の理由を主張している場合は、キケンです。

解決が相当困難になります。









では、原因がある程度、見えてきたとして

その後の解決策を紹介します。





解決策1 学年が変わる  原因1・3・4に有効


これが解決策か?と思うかもしれませんが、小学生や中学生だと学年が変わり先生が代わっただけで解決するケースも結構あります。

ただ、1年の早い段階で「わからない」状態の場合には、その学年の終わりまで待てないので有効ではありません。また、学年が変わって、聞けるようになったとしても、前の学年の内容は「?」のままなので、復習する時間や場所は必要です。




解決策2 先生を変える  原因1・3に有効


今習っている先生を変える(または塾に入り、先生を追加する)という解決策です。

例えば、学校の先生の授業はわからなくても、塾の先生の授業は聞ける。 前の塾の先生の授業はわからなくても、他の塾の授業は聞ける。

これで解決するケースも結構あります。ただし、その先生がずっと授業をしてくれるわけでもなければ、全教科やってくれるわけでもないので、常に先生探しをしなくてはいけません




解決策3 聞く能力を高める 原因2に有効


純粋に本人の能力に原因があるなら、その能力を高めるしかありません。聞く能力とは何かという問題がありますが、聞くための能力は大きく分類すると「スピード」「語彙」「記憶」の3つです。

「スピード」・・・その話の速さで理解できるか

「語彙」・・・話されている言葉を知っているのか

「記憶」・・・聞いたことを記憶にとどめておけるのか

ここをトレーニングしたり教えてくれる場所や本?を頼りましょう。




解決策4 独学   原因1~4に有効


最も即効性が高く、どの原因でも解決に向かう策が独学です。

要するに「授業に頼らない」という解決方法です。

実は、特に高校生の場合は、この解決方法をとっている生徒がものすごく多いです。

それも、レベルの高い学校の生徒、高い志望校の生徒ほど解決策4=独学を使います。







私は、学校の授業がわからない、聞けない生徒ほど、独学を勧めます


たしかに、聞く能力が原因の生徒に、その能力を高めないまま社会人になったら

「話が聞けない大人」になりかねません。


しかし、その能力を高めることの難しさ、必要な時間の長さを考えると

「今から2年間、学校の授業がわからないまま、聞く能力を高めることに専念できますか?」

と言われて、OKする保護者の方も生徒も少ないでしょう。





なので、

学校や塾の授業がわからない、聞けない生徒への解決策は、


【聞く能力を育てる指導を受けつつ、独学を使う】


これが一番です。






学校の授業がわからない

塾で聞いてもわからない

とお悩みの方



塾を転々としていませんか?

塾の先生をコロコロ変えていませんか?

聞く気があれば何とかなる!と叱っていませんか?



塾屋をはじめ、日本各地で

【自分ひとりで理解していくための指導】をしているところはあります。


ぜひ、そこで

【聞く能力を育てる指導】

【自分ひとりで解決していく指導】

勉強そのものを大きく変えてほしいと思います。

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