- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
私は、学生時代も、起業してからも「独学」でここまで進んできました。
学生時代は、塾や家庭教師を一切使うこともありませんでした。様々な参考書、問題集を探し、方法を試行錯誤して現役で合格しました。
そして、起業する際には多くの書籍を読みました。
手続きの本、経営の本、社長としての本などなど・・・。
もちろん、塾屋の授業システムはすべてオリジナルであり、チラシ作り、教室作りにおいても自分で考えて行ってきました。
もしも、私自身が学生時代に、先生・塾に依存し、社会人になっても会社の上司にピッタリついて、会社のシステムをそのまま使って起業していたら、きっと「独学が大事だ!」「独学を教えるぞ!」と言っても、上辺だけのものになっているでしょう。
私自身が独学でやってきて、今もそうしているかたこそ、できた塾なのです。
そのため、書籍や大手塾にはない「独自の視点」がたくさん身につきました。
少し前のブログ記事で「教育熱心かどうか」の違いについてもそうです。あれはどこかで学んだものではありません。自分で保護者の方を何十・何百と見て聞いてきたからこそ気づいたものです。
だから、多くの学生、多くの保護者の方は、塾屋の「独学」が持っているノウハウ、考え方をほとんど「知らない」状態です。
つまり
「独学ができない」のではなく「独学を知らない」
のです。
・うちの子は、自分で勉強しないのよ。
・勉強のしかたがわからないんだと思います。
と、保護者の方はおっしゃいますが、実は保護者の方自身も「一人で理解していく勉強」のノウハウがあるわけではないので、それを教えようがないのです。
だから、家でアドバイスをすると、どうしても「3時間やりなさい」「毎日学校の復習をしなさい」という抽象的なものになってしまいます。
そして、最後には「やる気を出せ!」という精神論になり、お子様も話を聞かなくなってしまいます。
今までの教育では、「一人でできる子を育てる」ということはできませんでした。
一人でできる子は最初から一人でできる。
一人でできない子はずっと先生や塾に依存する。
しかし、これからは独学指導によって
「一人でできる子になる」という子が増えてくるでしょう。
成績が悪い、今まで人に頼ってきた生徒が半年・1年と学んでいくと、驚くぐらい「自分一人で」解決していきます。
よくチラシで見かける「勉強のやり方から教えます!」とは、一線を画しています。
早く塾屋が有名になって、皆さんに「違い」がわかってもらえるよう努力しなくては!と思っています。
「独学」という言葉を使っているのは、本当に「学問」だと思っているからです。
社会学、経済学、心理学と同じように、1つの学問と言えるくらい、深く理論的なものがたくさんあります。
いずれ、学問として独学の本を出したいです。
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