- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
先日、東京家づくり工務店の会(通称:TO-IZ)の代表者会議がありました。
中古住宅の流通も重要課題にしているTO-IZ内の意見をより収斂するために不動産に詳しいスタイルシステムの徳本社長をお招きしていろいろ話をして戴きました。
現在は築後20年ほど経過した、当時建売として売られた物件の取引が増えているそうですが、中に既存不適格住宅も多数あり、取引に大変難しい問題も健在化しているとのことです。
新築住宅は減少の一途を辿り、その上既存住宅ストックの性能担保の証拠性に問題があるようですと、果たして真面目に家づくりの取組む工務店に出番はあるのか否か、微妙ですね。
今後家づくり工務店として、どのように方向性を決定するか頭の痛い問題です。
さて、昨日は目白台の平屋住宅のお引き渡しでした。
いつも思うことですが、手塩にかけた家を引き渡すのは、お客様に喜んでいただける感謝の気持ちと、大切なものを手放してしまうような少しセンチメンタルな気持ちとが交錯する瞬間でもあります。
ただ、いつもながらお引き渡ししてからのお付合いが大切だと自分に言い聞かせています。
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