投資銘柄情報2012/11/01号

●GCAサヴィアングループ（２１７４）
本日終値１０万６３００円（＋１万１５００円）。M＆Ａ等助言が主業務。１０月３０日引け後に２０１２年１２月期第３四半期業績を発表。数値は当期利益で前年同期比５０．７％増となった模様。この業績数値を受け、大和証券は本銘柄の投資判断を引き上げ、ターゲットプライスに１１万円を設定。本日株価は急伸となり、ザラ場に今２月高値である１０万９０００円に面合わせとなる場面まであり。この１０万９０００円を抜けてくるようだと、中期トレンド的にも上昇新波動入り。信用買い残を２４１９株抱えているが、現水準においてはその大半に回転が効きだしてきており、特別需給懸念は無し。

●夢真ホールディングス（２３６２）
本日終値３０１円（＋１６円）。建設現場の施工管理技術者派遣が主力。昨日引け後に２０１２年９月期業績を発表。数値は当期利益で前年比６２２．５％増となった模様。同時に発表の２０１３年９月期業績予想も当期利益で７６．０％増となる見通し。直近株価は２９０円で頭打ちとなる展開となっていたが、本日の上昇を受けそのフシを掃った格好。これより４月６日高値３０７円を抜けてくれば、中期トレンド的にも上昇新波動入りである。現ディスクロで３００万株強の信用買い残を抱えているが、その大半に回転が効き出してきており、需給面は好転傾向に。

●テラ（２１９１）
本日終値７７１円（＋１００円）。東大医科研究ベンチャー。同社の契約医療機関が「樹状細胞ワクチン療法」において、厚生労働省より先進医療を実施する医療機関として承認された事が刺激材料となり、本日株価は急伸。株価は１０月９日に高値８５０円を付けた後、軟調な展開となっているが、本日の上昇を受け、再び日足ベースで指標となる移動平均線がゴールデンクロス示現となる可能性が出ている。日々のボラティリティの大きな銘柄、上昇トレンド出現となれば人気化の素地あり。これより移動平均線がゴールデンクロス示現となれば、押し目買いで対処したい銘柄だ。

●日本ミクロコーティング（５３８１）
本日終値３２１円（＋３４円）。 微細表面加工の液体研磨材大手。「フジミインコーポレーション（５３８４）」が業績大幅上方修正をした事を受け、同様に工業用研磨材を手掛ける本銘柄の業績にも上振れの期待あり。その期待感より本銘柄の株価は１０月１７日に急動意となり、その後は高値３２８円まで上昇。現在、調整を入れているが、直近高値３２８円を付けた日の打ち返しが本日であり、現水準にて目先売り玉消化となれば、株価には一段高の波動出現の期待が。高値３２８円を抜ければ、株価上値追いに伴う個別チャート面からのフシは当面見当たらない状況。

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