漢字検定・英語検定など資格試験に対する勉強作戦~サポート有v… - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
(カナダ留学専門家・英語教育者)

閲覧数順 2017年07月25日更新

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漢字検定・英語検定など資格試験に対する勉強作戦~サポート有v…

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この記事は、検定における学習の進め方を「独学」で行う方と、保護者の方や講師などの「サポート有」で行う方に分けて、学習方法を書いてみようと思います。


資格試験の勉強をするのと、学校での勉強での大きな違いは「作戦」があるかないかです。



学校の勉強は、進度・難易度・課題の量などはあらかじめ先生が設定しています。なので、ついていくことで一定の効果が得られ、目標に向かっていくことができます。



しかし、資格試験の場合は、ペース・難易度・量も自分自身で決めるだけでなく、いつまでに取るかといった期限でさえ自分で決めなくてはなりません




野球で言うと、ノーアウトでランナー1塁のときに

どんな作戦を取りますか?


・送りバント


・進塁打


・盗塁


・とにかく打つ


今までは監督からの作戦に、「はい」と従うだけでした。


しかし、これからは「作戦」を自分で決め、さらには今まで浮かばなかった「バントエンドラン」や「ヒットエンドラン」を試していくことをしなくてはいけないのです。



(野球に詳しくない人は、わかりにくい例えですみません)




今回の作戦は、その意図も一緒に紹介していきますので、


「納得!」

「これやってみよう!」

と思えた方は一度、やってみてください。











では、まいりましょう。


【検定への勉強作戦】

~サポート有ver~



私は、教え込んで検定合格!

という考えではありません。


講師や保護者の方が教えて教えて合格させる・・・これでは、塾屋の考え方ではないのです。


あくまでも「自分で勉強して合格したぞ!」という実感や経験をしてもらうためにサポートする。

それがサポートする側の基本姿勢です。



今回は漢字検定を例に挙げて紹介します。


まず、検定の問題集を購入します(1冊で十分だと思います。1冊で届かない、不安な人は、それが終わってから2冊目を購入しましょう)



多くの問題集は

「ジャンル別」か「テーマ別」であることがほとんどです。そして、最後に模擬試験や本番形式の問題がついているかと思います。

(もし、ジャンルごとに内容が多いもの、例えば公務員試験などでは、そのジャンルに付き1冊です)



サポートする方は、

本人に3つのことを伝えてください。


1、1ジャンルをひたすら勉強すること


2、問題はすべて「えらんで」勉強すること


3、模擬試験を実施すること(その日も伝える)


1、1ジャンル

・・・まんべんなく勉強する生徒がいます。真面目に問題集の最初から順番に。いま、その子の人生が、その検定だけなら時間もありますので、それでもいいでしょう。しかし、多くの人は、検定はあくまでオプションです。メインの仕事なり勉強があります。よって、いかに時間をかけずに効率よく勉強するかが大切です。


そこで、1ジャンル。

例えば「ひたすら対義語」「ひたすら四字熟語」というように、理想は短時間でそのジャンルを終わらせることです。そうすれば、仮に12ジャンルあれば12日と調整で2日入れたとしても最短で2週間で全部勉強できます。


そのジャンルの順番は、本人に任せてください


ここを自分なりに順番を決めていくことは、本人にとっては【自分で勉強している】実感をもてる重要な点になります。


心配な方は、紙を渡して「どんな順番で終わらせるかの予定を紙に書いて」と指示してもいいでしょう。



2、問題はすべて「えらんで」勉強する

・・・真面目な生徒は、問題集のすべての問題を解きます。1回目が終わると、2回目も全問解きます。この方法自体は否定しませんが、前途のとおり、検定はあくまでオプションです。その時間を他のところに使えるなら、使わなくてはいけません。


そこで、「えらんで」勉強してもらうのです。


検定の勉強は、学校の宿題ではありませんので、すべてやってくる必要もありません

今まで、全部やってくるという勉強しかしていない生徒がほとんどなので、検定の勉強も同じように過ごしてしまいます。


なので、「えらんで」勉強するよう、伝えてください。


「えらぶ勉強」ということは「やらない」問題を意識してつくることです。


例、次の下線部の漢字の読みを答えよ。

(1)中学校へ行く

(2)高等学校へ行く

(3)専修学校へ行く

(4)大学院へ行く




この4問を、多くの生徒がノートや問題集に

「(1)ちゅうがっこう (2)こうとうがっこう・・・」と書き、〇付けをし、さらに2回目も「(1)ちゅうがっこう・・・」とやっていくのです。


そうではなく、自分で「(3)だけは自信ないな」と思ったら、その(3)だけ解いてみて答えあわせをする


それで正解していればOK。していなかったら、そこで覚える(問題集にチェックを入れておくとよい)


こうすれば時間も手間も4分の1で済みます


しかも、ムダがなく、(1)(2)(4)で使ってしまった時間や集中力などは、他の【自分にとって必要な】勉強に充てられるのです。



こうした「えらび学習」のもう1つすごいところは、実際に勉強している生徒が「やらされている」感覚をほとんど持たなくなるということです。


仮に、45・46ページを「全部やりなさい」といえば、勉強中に「やらされてる」感を強く持ちます。


しかし、「自分でできないなってところだけ勉強してこよう。わかるところは飛ばしていいよ」というだけで、生徒の感覚は180度変わるのです。


自分で問題に関わって選んでいる・・・買い物かのような感覚になるのです。



3、模擬試験を実施する

・・・一人で勉強していると、期限もなければ、検定当日までのモチベーションも維持できません。学校で言う定期テストのようなものが必要です。これはなかなか自分自身では設定できないため、サポート役の人が設定してあげることをオススメします。


例えば、「5月6日って祝日だから時間あると思うから、ここで、ここのテストをします。」


それで、問題集にある模擬試験の問題を時間を計ってテストをしてもらいます。


その採点結果で、気をつけてもらいたいのは「合計点数」ではなく「勉強したジャンルの点数」です。


例えば、四字熟語が勉強したのに全くダメ・・・対義語は勉強の成果があって全問正解。これで良しとしてあげることです。


こういう見方で模擬試験の結果を見るように伝えます。それで、ダメなものは1回目が終わってから優先的に2回目を行ったり、早急に2回目をやろうという計画も考えやすくなります。


定期テストを設定してあげることは学校でも行っている効果的な手法です。サポート役の方は監督です。練習試合を設定する気持ちで伝えてあげましょう。





この勉強作戦でいくと、


勉強する本人からすれば、検定の勉強を「自分で」やっている思いが強くなります。


さらには、サポート役の人への信頼もUPします。

決して1人でやっているわけでもないですし、大きな枠で管理というか見ていてくれる感じも伝わります。


サポート役がすることは最初の説明とテストの日にちを決めただけ。


これで合格すれば、「今回の検定は、自分で勉強して合格したぞ!!」と思えるでしょう。


「家でお母さんに教え込まれた」

「塾で教えてもらった」

これで合格すると、その次の検定も「また教えてもらおう」となってしまいます。



この作戦の良いところは、これで合格した後、

次の検定に挑戦する際には

前回、どうやって勉強したのか思い出して、一度、自分でやってごらん」と言えば、NOとは言わないことです。


自信も持ちますし、流れは体感できています。途中で自分なりに考える場面も多かったので、印象にも残っているでしょう。



もし不安なら、このブログの独学verの方を印刷して渡してもいいでしょう。









この作戦なら、対策費0円で、さりげなく【監督】という形でサポートしているのです。



学生で、検定を取る方

社会人で資格試験に挑む方


周りのサポートが得られる方は、その方に見せてあげてください。



また、誰かの検定をサポートする立場の方は、ぜひ印刷して参考にしてくださいね。

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