- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:家計・ライフプラン
こんにちは!
さて、アジア開発銀行によると、日本などの先進国を除くアジア地域の2012年の実質国内総生産の成長率が、4月の予測から0.8%も低下し、6.1%にまで落ち込むとしています。
主な要因は、欧州の債務危機やアメリカの財政問題などにより、輸出が落ち込むと共に、中国とインドの内需が、予想より減速していることを挙げています。
2012年の主なアジアの国の4月時点の成長率予測と、
今回の修正値を比べてみると、
4月 今回
アジア 6.9% 6.1%
中国 8.5% 7.7%
インド 7.0% 5.6%
韓国 3.4% 2.7%
インドネシア 6.4% 6.3%
ベトナム 5.7% 5.1%
などとなっています。
特に経済規模の大きい中国は、2000年代2ケタ成長を続けてきましたが、今年は、1999年来の低い成長率予測となりました。
また、インドも前回に比べ、1.4%も予測値が引き下げられています。
世界経済の牽引役として、期待されていた中国を始めとするアジア地域でしたが、欧米の影響と共に、内需の伸び悩みにより、大きく成長率が鈍化することとなりそうです。
アジア地域が活力を取り返すためには、いよいよもって、領土問題などで、争っている場合ではないということだと思います。
日本を含め、アジア圏の成長率を高めるために、“協調”の二文字が、いま最も求められているのではないかと感じる今日この頃です。
さて今週末は、多くの地域で、運動会が開かれるようです。
くれぐれも、怪我などされませんように!
では、穏やかな日をお過ごしください。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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