広報の引き出しを増やすには - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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広報の引き出しを増やすには

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広報担当者の価値は、”引き出しの多さ”で評価されると言われています。


この広報担当者にとっての引き出しの数とは、下記が挙げられます。


・付き合いのある記者数

・知っているメディア数

・浮かんでくる切り口やキーワード数

・発表の手法(パターン)数

・社内協力者の数

・社外での情報源の数

・業界把握度

・業界外や社会一般での知識 など


これらはどれも経験がモノをいうものです。


が、単に経験を積めば得られるものではありません。


日頃の経験を引き出し(スキル)に変えていくためには、”常に考える”ことが重要となります。


例えば、記者にプロモートを行い露出につながった際、単に良かったで終わるのか、なぜ露出に至ったのか、広報素材の何が評価されたのか、ニュース性向上策の何が良かったのか、メディアコンタクトで何が評価されたのか、何が上手くいったのか。


また露出にはつながったが、これが適切な報道だったのか、もっと良い報道をされるには何が必要だったのか、メディアコンタクト時のメッセージ、やり取りで反省点は無いか、今後につなげられるものはないか、など事後に頭の整理をしておかなければなかなか身にはつきません。


またニュース性を向上させようとする際も、常に該当する広報素材のことを意識しておく必要があります。社内では素材自体のことを、また事業部や社内での位置づけなどは考えられますが、それが広く業界外や社会一般にとってどの様な意味があるのかまでは容易には思いつきません。


しかし常に意識しておくことで、単なる外出時や休日になどにふと、切り口が見つかったり、関連するキーワードを思いついたりします。


広報での引き出しを増やしていくためには、日頃の経験をスキルに変換していくためには、常に考えながら業務を行うこと、時々立ち止まって頭の整理をすることが必要であり、これをするのとしないのでは永い間に少しずつ差がついていくことは間違いありません。


一度、”頭の整理”を意識して業務遂行してみては如何でしょうか?

きっと直ぐに見えてくるものもあるかと思います。



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