- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
6種類あるなかで、その1は
【学校で習わない内容を勉強する】
という受験勉強です。
これにも2種類あって
(1)【まだ】習っていない内容
(2)学校では教わらない内容
があります。
高校受験なら(1)
中学受験 大学受験は(1)(2)
が該当すると思います。
まずは、(1)から話します。
(1)の【まだ】習っていない内容ですが、例えば中3の2月になって、最後の単元を勉強していては、その単元の受験レベルの勉強は、2月以降にしかできません。
なので、どこの塾でも、早め早めに内容を終わらせにいきます。
塾に通っていない方は、独学で習っていない内容を終わらせておかないと、入試形式の勉強ができず、遅れを取ってしまいます。
また、進学校ではない高校に通い大学受験を目指す生徒も、進学校と比べると進度がものすごく遅いので、3年生夏までには全範囲を終えておきましょう。
そして、(2)です。
これは、書くまでもないですが、中学受験、大学受験(高校受験も私立受験などでは該当する)のように
【学校では習わない】内容がある場合、それをドンドン勉強していかなくてはなりません。
この(2)の勉強で大変な点は「ツーウェイ(two way)」になってしまう点です。
学校の通常の授業の進度、内容
と
受験勉強で勉強している進度、内容
を同時進行しなくてはいけないのです。
これは小学生には、なかなか難しいことです。
単純に、教科数が2倍になったような感覚がやってきます。当然、塾に通って、学校外の内容を授業で受けていれば、宿題も2倍(いや、3倍?)になります。
お子様(自分自身)が受験できるのか、受験勉強がやっていけるのか・・・
そこを見極めるポイントは、
このtwo wayに対応した日々を送れるか・・・だと考えます。
中学受験の小学生は、学校の授業の内容は、復習かつ難易度が易しい内容になりますからテストでは100点近い点数で、補習とかテスト不合格があるようでは問題です。
大学受験の高校生は、受験勉強と関わらない教科のテストであっても赤点や補習を受けているようでは、問題です。(大学受験者は、関係ない定期テストで赤点や補習になったら、そこでまた時間を取られてしまうため、絶対にそうならないようにします)
では、その(2)の内容や量は、どのくらいあるのか・・・
それを知ることも受験勉強です(詳しくは、受験勉強の種類の、その⑤で)
まとめ<受験勉強その1>習っていない内容を勉強する
習っていないにも、(1)まだ習っていない内容 (2)学校では習わない内容 の2種類あり、
それを自覚して、通常の学校と同時進行しないといけない。
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