- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
満面の笑顔で「私のことが大好きです!」と言われると少々引いてしまうが、自分の才能に気づいている人は立派だと思う。ただ、僕は、それほど自分好きではないから、自分の強みは今だによくわからないし、自分アピールはどうも苦手だ。
僕に才能があるとすれば、人の才能を見抜くことだと思っている。特に、「自分には何の才能もない」と言っている人の才能を見抜くのは得意だったりする。
多くは「表現」することなのだが、この人は詩が書けるなとか、絵が描けるなとか、人をインスパイアする話ができると思うとだいたいが当たる。このような才能は、「仕事ができる人」「自分好き」の人からは発見できにくい。
頭がいいがゆえに、「自分」という枠を決めてしまっているので、やる前に「それは無理」オーラが出ているし、頭がいい人は、論理的に才能があることを説明しないと納得しない。
「文章を書け」と言っても頭のいい人は、うまく書けるまで書かない。ネタができるまで書かない。もちろん、書かないのでうまくもならない。才能とは、ネタのない中でネタを発見する好奇心から生まれるのだが、そんなことを論理的に説明するなら、自分に才能はないと勘違いしている人に、自分の才能に気づいてもらう方が楽しい。
才能の発掘方法には色々あるが、よく使うのは本を渡すということ。その人がそれまで読んだことがなさそうだけど、興味を示しそうなものをプレゼントする。
こうして、あまり本を読んだことがない人が、すすめた本を読んでくれると、感性的に才能の種にヒットしたなと思う。読んだ後の言葉にすでに才能の一端が見えることもある。
一方で、「その本にどんな意味があるのか?」を値踏みされると、「意味はない」と答えて話は終わり。感性が合わないのである。
なさそうなところにあるのが才能。逆に言えば、ありそうなところには、案外とない(笑)
ひとつの資質があるとしたら、素直であること。
特に、少々ひねくれた人間が素直になった瞬間に、才能は大きく花開く。
私のこと言ってる?って、思ったあなた、その通りです。
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