本当に優しい人は、どんな時も優しい～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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たとえ自分の夫が

モラルハラスメントという暴力を振るう夫だとしても、

離婚に際しては、どんな妻も一時的に

離婚を迷う事があります。

特に別居を経て、離婚について

夫から離れて迷い考える時間があると、

特に心は揺れると思います。

モラハラ夫の二面性は、独特のものがあります。

一般的な会話で出てくる

「あの人は二面性があるよね～。」

なんてレベルでは無い二面性を発揮します。

妻に対し、人に対するとは思えない言動で

徹底的に攻撃する夫。

お金にルーズ、またはとても吝嗇で、

妻に対し金銭的に苦労させる夫。

どんな状況でも妻子より常に自分が優先で

身勝手な夫。

外面だけは良くて外部の人には優しい夫。

その事がなおさら

「私には優しくする価値すらないと言う事か。」

と、ますます被害者妻の自尊心を傷つけます。

こう言った一連のモラハラ攻撃に耐えかねて

離婚を考え、別居をしたのに。。

別居後、時々やり取りする夫が

時折優しさを見せる事があります。

そんな時、被害者妻は

結婚前の穏やかで優しい夫を思い出します。

「この人はやっぱり本当は優しい人なんだ。」

「モラハラ夫だと分っているけれど、

今夫が見せてくれているこの優しさに賭けたい。。」

「私が我慢さえできれば夫婦を続けられる。」

こんな思いが一瞬頭をよぎると思います。

優しさと（モラハラと言う）暴力という二面性を前に、

どちらが本当の夫なのか戸惑ってしまうと思います。

ですが、夫が見せるこの優しさは本物でしょうか？

たまたまその時は優しくしたかった夫が

気まぐれに見せた優しさではないのでしょうか？

題名の言葉は、

とある相談者さまがご両親から言われた言葉です。

ご相談者さまが同じ様に少し距離を置いて夫を

考えていた時期に、

ふいに見せられた夫の優しさに迷いが生じた時に

ご両親が下さった言葉です。

私も、全く同じに思います。

「自分が優しくしたい時だけ優しくする」

と言うのは、本物の優しさではありません。

夫からのモラハラ被害に遭い続けていると、

時々夫が見せる気まぐれの優しさが

とても大きなご褒美、甘いアメになると言う事は

私も良く知っています。

今、せっかくモラハラ夫と少し距離を置いて

考えられるなら、

モラハラ夫が時折見せる気まぐれの優しさに

心揺さぶられているのなら、

ここは冷静に、

夫の見せる優しさが本物かどうかを

考えていただきたいと思います。

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