あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
視覚からの刺激は脳を活性化させます。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
色が持っている特徴やイメージ、効果などをご紹介していきます。
今回は「赤色」です。
「赤」は、明暗の「明るい」や、夜が「明ける」から来ているといわれます。
「赤」は、非常に目立ち、注意を引く色でもあり、赤信号など生存に関わることを
勘気する際に多く用いられています。
日本では、おめでたい色、悪いものを寄せ付けない魔除けの色、エネルギーの塊の「太陽」の色として使われ、命の塊の「赤ちゃん」という呼び方にも使われています。
◆ 赤色の特徴 ◆
アピール色(購買色)
誘目性が高く、いち早く目に飛び込んでくる色。
セールの値札には赤が使われます。それは、赤には気持ちを前向きにすると効果があると言われ、迷っているお客様の背中を押す心理に利用されています。
1. 暖色
高い温度を感じる色、時間が長く感じる色(その分、早く疲れる)
2. 進出色
実際の距離より、前に出て見える色
3. イメージ(印象)
太陽、炎、生命力、元気、攻撃的、エネルギッシュ、情熱的、行動的、情熱・革命・危険・熱烈・卑俗、血、口紅、興奮、など
4. 効果
プラス効果:やる気が出る、アグレッシブ
マイナス効果:攻撃的になる、筋肉が緊張する、戦闘態勢に入る
5. 使い方
・アピールしたいとき
・気持ちを前向きにさせたいとき
興奮色でもあるので、長時間のプレゼンテーションに多く使いすぎると、相手を疲れさせるだけでなく、相手の集中力を持続させるのは難しいでしょう。
アピールしたい部分に絞って使うことがお勧めです。
・あなたの資料で赤を効果的に使うとしたら、どの部分ですか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
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