抗がん剤と健康被害救済制度 - 生命保険・医療保険全般 - 専門家プロファイル

森 久美子
エフピー森 代表 
神奈川県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月15日更新

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抗がん剤と健康被害救済制度

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病(やまい)とお金

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。

お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。

 

医薬品は、私たちが健康を保ち、病気などから命を守るために欠かせないものです。

ただ、どんなに正しく使っても副作用が起きることもあり、副作用で健康を損なうこともあります。

 

こうした医薬品などによる副作用などの被害から救済する制度に「医薬品副作用被害救済制度」があります。

 

現行の「医薬品副作用被害救済制度」は、医薬品の副作用で障害が残ったり、死亡したりした場合、最大約3,000万円の医療費や見舞金が支給されるというものですが、抗がん剤の副作用は、相当の頻度で重い副作用の発生が予想されることなどから、対象外となっています。

 

先週13日、抗がん剤の副作用による健康被害を受けた患者を救済する制度の検討を行ってきた厚生労働省の検討会は、「現時点では、制度の導入は結論が出せる段階にはない」として制度創設を見送る方針を示しました。

 

人の体はそれぞれ違うので、ある人には出る副作用が別の人には出ないということも当然あります。

 

抗がん剤が今どんなふうに使われているのか、どのような副作用が発生しているのか、またその頻度など基礎的なデータがを集め分析を続けて、今後も議論を進めてほしいと思います。

 

 

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