住宅購入はだれもが買いたい物件を買えればいい。
しかしながら、そう簡単には買えない。
誰もが買いたいと思う物件は価格も高いし、数も多くない。
いわゆる都心、駅に近い、人気駅周辺がそうだ。
買いたい物件はそれなりに資金力があっての話。
年収500万円台の平均的な若い世帯にとっては難しい話。
だがら、皆、「買える物件を買う」ということになる。
当然、資金計画も重要だ。
ローンの借入から親御さんからの資金援助など、その調達方法はさまざま。
特に、親御さんからの援助は大きい。
親御さん世代が住宅を買った時代は高度成長期。
不動産は将来上がるものと考える世代。
だから、子どもさんも同じ感覚で不動産の購入を勧める場合が多い。
「家賃はもったえないから買った方がトクだ」とか、「資産をもっておいた方がいい」など、
その勧め方はいろいろだ。
しかし、今は親御さんが買った頃の状況とは全く違う。
厚労省のデータが物語る通り、ここ10年、年収は下がりぱっなし。
昔の右肩あがりの給与は見る影もない。
また、ある損保会社の調査から、この夏のボーナスも手取り額の平均で61.1万円。
一番多い金額帯は25~50万円の金額帯だ。
この金額帯では月の赤字を埋める、あとは貯金という感じだ。
こうした背景から、子どもさん世代の住宅購入は今後ますます厳しくなるだろう。
親御さんの援助がないと買えないことがよくわかる。
つまり、「買いたい物件」はそう簡単には買えないことがよくわかる。
そんな中でも、資産価値のある「買える物件」を探すことはできる。
それには、プロの力が必要だろう。
★プロの力が必要な方はこちら
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このコラムの執筆専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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生涯に一度とも言える住宅建築や不動産購入の場では「失敗したらどうしよう」と不安に思う方が多いものです。お客様が「夢」を安心して実現できるよう、業界での30年以上の経験を活かし、「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートいたします。
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