これまでを振り返る3 - マッサージ・手技療法全般 - 専門家プロファイル

曽我 武史
TKC BODY DESIGN アスレティックトレーナー(鍼灸マッサージ師)
東京都
あん摩マッサージ指圧師

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閲覧数順 2016年12月05日更新

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無事にアメリカから帰国して2001年春から企業に勤めることになりました。


それは、スポーツメーカーのミズノ株式会社です。


仕事はアスレティックトレーナーという専門職での入社です。


この時から、トレーナーという専門職を意識して活動するようになりました。


このミズノという企業には、ミズノトラッククラブ(mizuno track club ;通称MTC)という陸上部があります。


ここに所属する選手は、日本を代表する陸上選手のエリート集団なんです。


当時は、所属選手10名全てが日本記録保持者か世界陸上、オリンピック出場経験があるトンデモないスーパーアスリート集団でした。


所属選手には、室伏広治選手(オリンピックハンマー投げ金メダリスト)、末續慎吾選手(世界陸上銅メダリスト)らがいました。


このチームの専属トレーナーとして活動する事がメインの仕事でした。


もちろんこの所属選手達以外にもスポーツメーカーとして他の選手(学生など)もサポートしていました。


時には、陸上以外の選手を診ることもありました。


ミズノというスポーツブランドは、ご存知の通り陸上以外にも野球やゴルフ、テニス、水泳、バレーボール、バスケットボールなどほとんどの競技種目に関わっていました。


また、オフィシャルスポンサーとしてもいろんなところでスポーツを支えています。

私が所属して時は、主に陸上競技(特に所属選手)を中心にトレーナーとして選手のコンディショニング管理をしていました。


主な業務は、コンディショニングを整える為の治療から試合に向けての調整。

もちろん選手はケガもしますのでその処置からケガの程度評価し医療機関と連携するようなこともしています。そして、競技復帰するまでのサポートを行っていました。


こういったアクシデントの対応は、最善最速の方法で対応することが求められますので経験とコーディネート能力が必要となります。


まず、ケガをしてしまった場合は、患部の状態を確認します。その後、どう云った応急処置をするかで今後の復帰の期間が変わってきます。


治療とリハビリを行い競技復帰できるようにサポーしていく流れとなります。


このMTCとは別に、高校駅伝の強豪仙台育英高校のサポートにも携わらせて頂きました。これは別の意味で競技スポーツのすごさを目の当たりにしてきました。


このチームには6年間関わり、12月に行われる全国高校駅伝では、男子が4度優勝しました。


ここでも求められることは、つねにシビアなことばかりでした。

試合に向けての調整で踏ん張るとき出るのが故障者です。そして、コンディションの把握です。良い状態なのか疲労困憊なのか、監督が考えているイメージ通りに選手が仕上がっているかなどいろんな事が求められます。もちろん痛みを抱える選手もいますので、その選手の状態についてやり取りすることは必須となります。その上で監督と選手の間でどう伝達して行けるかなどが重要となります。最終的に、チームにとって良い形につながっているかなど。常に自問自答しながら対応していたことを思いだします。


このチームでも今どうすることが最善なのかがいつも問われていました。

選手自身は、まだ高校生ですのでそれほど身体の事は良く判っていません。しかし、これも地味な教育で少しずつどうしてここが痛くなるのか。どうしたらセルフケアできるのか考えるようになっていきました。


そして、それを形に変える(選手自身のコンディション)ことまでをしっかり把握することが必要でした。

高校生とは云え、アスリートです。コンディショニングの治療をしながら身体の機能について話をするようにしていました。そうすることで選手自身でも考えるようになり、自ら自分のパフォーマンスを発揮するにはどうしたらいいかを考えるようになっていきました。


これは、選手のレベルが変わっても私の中での対応は、全て同じです。

今でも一般の方にも同じ対応をさせてもらっています。


私がいつも意識していることは

集中して触ること、良く選手の話を聴くこと

そして、目標はどこなのか

何を今選手は求めているのか

そして、それとは別に選手には何が必要なのか

など


毎回いろんな事を考えながら活動しています。。


疲労回復以外のケアは、だいたい痛みや違和感を訴えてきます。

この選手の状況を的確に把握することから始まります。


次に今しなくてはいけないことは、何かを考えていきます。


治療なのか?

トレーニングなのか?


それとも・・・・


これは、一人だけで考えることもあれば選手と共に考えて行くときもあります。


良い意味で選手の近くでバックアップできるようにしていました。


この時、私が心がけていたのは、選手が求めていることをなんでもしてあげる便利屋ではなく、選手の為になることをとことんやろうと心に決めて活動をしていました。




つづく


TKC BODy DESIGN

http://www.tkc-bodydesign.com

曽我武史


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