【残りものに福がある】その2 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月22日更新

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【残りものに福がある】その2

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
前回の続きです;

相手が怒りまくっているときの対処法。

答えはこれ;
「とにかく相手に反論せずに、耳を傾けること」

ここでの最大のNGは「反論すること」。
実はもめて喧嘩になるケースの多くは「反論してしまう」ところにある。

「反論する」というのは、
「自分を正当化する」ということ。

相手からしてみると、
「私は間違っていない。間違っているのはあなただ」と言われているようなもの。
そりゃあ、ますます怒るよね。

カウンセリングの世界では、
「不満を吐き出させることでストレスを軽くさせる」
という方法があります。

吐き出すだけ吐き出すと気持ちが落ち着いたりする。
それは、怒っている人も同じ。

とにかく吐き出させること。
気の済むまで。

吐き出すだけ吐き出すと、落ち着くときが来ます。
実はそれがチャンス。

自分の正当性を話すのはこのときです。

「そんなこと言い出したら、また怒るのではないか?」

そうでもなかったりする。
言うことは同じ。
でも、相手の心理状態が違っている。

相手は吐き出すだけ吐き出して、ちょっとすっきりしている。
あなたは最初にあやまることで、自分の非を認めている。
さらに、相手のこころの中には、

「ちょっと言い過ぎたかな」

という反省の念が出てきていたりする。

そもそも、どちらか一方に原因がある揉め事のほうが少ないもの。
相手も実はそれがわかって怒っているところがある。
だから、落ち着いた状況では、
あなたの主張に対して理解を示してくれることがとっても多い。

結局は相手があなたのことを理解してくれればいい。
最初だろうと最後だろうとね。

【今日の達人ワンポイント】
相手が怒っているとき、自分の主張は最初じゃない。最後にする。