年収の40〜70%(公的医療保険制度を勘案して定める)が補償されるというものです。
特筆すべきは、「在宅療養でも対象」となることです。
自営業者などは、収入保障のために加入されている生命保険では、カバーし切れない
ところが出てきますが、まさに、この所得補償保険で、穴埋めしなければなりません。
それから、住宅ローンを組む際に加入する「団体信用生命保険」は、死亡時に負債が完済されるものですが、ケガ・病気で、就労不能状態の時は、対象外(社会的生活ができない重度障害状態のみ対象)となりますので、必ず必要な保険だと思われます。
ただ、この「所得補償保険」って、皆さん、あまり聞き慣れない商品名ですよね。
そうなんです、普及率は、まだほんの数%ですから・・・
損害保険会社が積極販売していなかったり、提案すべき損保代理店の多くが、この所得補償保険を
苦手にしているという背景にも起因しているかも知れません。
そして「就労不能時の収入減」というリスクは、なかなか気付かないものだからかも知れません。
しかし、この潜在ニーズは多い筈で、同時にこの保険の役目は大きいと思います。
是非注目して下さい。