- 高安 重一
- 有限会社アーキテクチャー・ラボ 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
浅草・蔵前地域で賃貸集合住宅の設計をしている。
これがコレクティブハウスという形式で、住人達が共同で使うキッチン、ダイニング、リビングなどを併設して、住む人たちのコミュニティがうまく形成されるような運営を行うというもの。
賃貸マンションだけれども、住人を集めて「どんな住まい方がしたいか」を設計に反映させべく、既に街歩きを2回行って、浅草や合羽橋、蔵前地域を散策している。
6/2に3回目の街歩きが予定されているので、興味ある方はご参加下さい。
住んでいる人の顔も知らないという賃貸マンションがほとんどだけれど、それでは不自然。
このマンションは28世帯程度になる予定で、独身もファミリー世帯も、年寄りも一緒に住むことになるはず。
通常のマンション設計ではあらかじめ想定された住人像にあわせて設計を行うしかできないけれど、ここでは住む人たちがワークショップで意見を出し合いながら設計が進むので、満足度が高いし過不足のない設計が可能になる。
そして通常ある管理費も大家さん任せではなく、自分たちで使い方を決めていくので、場合によっては「今月は管理費を使って庭の植物を購入しましょう!」なんてことも可能な運営を行う予定。
これは住む人達が人任せにすることを避けて、責任をもって住むことにつながる。そして大家さんにしてみれば実は楽ちんなシステム。
予定では早くて来年の暮れ、または再来年の春に竣工予定で、その頃まで住人予定者とのワークショップは続きます。
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