【5/18書評】失敗の本質―日本軍の組織論的研究 - 営業手法 - 専門家プロファイル

竹内 慎也
ウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役 法人営業コンサルタント
大阪府
営業コンサルタント

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閲覧数順 2024年05月23日更新

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【5/18書評】失敗の本質―日本軍の組織論的研究

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こんにちは。
考動型営業コンサル@竹内です。
書評をご紹介します。
では本日はこちら↓
 
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 

■----------------------------------------------------
私の5段階評価 ★★★★★ 5



同書は、第二次世界大戦の6つの「敗戦」を組織論として敗因分析し、共通するポイントとしてまとめあげた名著です。・あいまいな戦略目的・情緒や空気が支配・狭くて進化のない戦略オプション・結果よりもプロセスを重視した
他にも多くのポイントが言及されているが昨今の政治組織だけでなく、企業にまで、こういった問題点が波及してしまっているように感じる。
経営者をはじめとして幹部クラスがこういった本から学び組織を変えていかなければならないと思います。

<この本を読もうと思った経緯>

原点に戻る


<この本を読んで私が実践すること>


考え方を意識する

■---------------------------------------------


<竹内的本書のポイント>

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 

■自己の行動をたえず変化する現実に照らして修正し、さらに進んで学習する主体としての自己自体をつくり変えていくという自己革新的ないし自己超越的な行動を含んだダブルループ学習が不可欠


■まず組織はその戦略的使命を定義しなければならない


■組織は環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革することができなければならない


■組織として既存の知識を捨てる学習棄却、つまり自己否定的学習ができるかどうか


■とっさの臨機応変の対応ができる人物は、定型的知識の記憶にすぐれる学校秀才からは生まれにくい


■進化は創造的破壊を伴う自己超越現象でもある


■日本軍の最大の特徴は言葉を奪ったことである


■偶然に対処するという発想が希薄であった


■日本軍は陸・海軍の対立に典型的に見られるように統合的価値の共有に失敗した


■成長期には組織的欠陥はすべてカバーされるが、衰退期にはそれが一挙に噴出してくる


■日本企業の戦略は、論理的・演繹的な米国企業の戦略策定に対して帰納的戦略策定を得意とするオペレーション志向


■日本的企業組織も新たな環境変化に対応するために自己革新能力を創造できるかづうかが問われている



今日もありがとうございました。

また明日、書評をご紹介させて頂きます。


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